材料難の中、米長期金利低下ながら、日米株式小動き、ドル高進行 | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

材料難の中、米長期金利低下ながら、日米株式小動き、ドル高進行

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:財務省、国際収支統計の構造変化、経常収支の黒字、2010年まで貿易収支11年以降第1次所得収支、輸出から投資で稼ぐ構造へ

(FP754より)
<CFP試験対策>
毎月発表される国際収支統計を取り上げていますが、この構造変化にも触れており、実務的にも相場に大きな影響を与える非常に重要な内容なので確認しておいてください。
<視点>
現在、ドル円は151円台で推移していますが、先週までの日米金融政策の結果発表を経て、昨年来高値151円台後半を試す円安ドル高が進行しており、ファンダメンタル要因として、この国際収支統計の構造変化はボディーブローのように円安進行の下支えとなっていると思われます。

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:円、スイスフラン、下落鮮明、日本利上げスイス利下げ、低金利、キャリー取引

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場に置いて、円キャリー取引は、円安ドル高が進行する大きな要因の1つであり、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
円安ドル高の要因として、上記記事で挙げたファンダメンタル要因として、経常収支の構造変化とともに、日米金利差があり、先週、日銀が約17年ぶりに利上げに踏み切り、米FRBは今後の利下げを示唆しましたが、それでも日米金利差は大きく、日米金利差を意識した円キャリートレードが現在の円安ドル高相場を牽引していると思われます。

 

[日経新聞マーケット総合面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:歴史的円安長期化、しぶといドル高、米保護主義海外企業投資、米経済堅調、利下げ先送り

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場に置いて、米景気の堅調な推移は、円安ドル高が進行する大きな要因の1つであり、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
円安ドル高の要因として、上記記事らで挙げたファンダメンタル要因として、経常収支の構造変化、日米金利差ともに、堅調な米景気に伴うドル高の進行があり、最近の米経済指標を見ても、米景気は底堅く、利下げ観測の先行き不透明感も伴った米長期金利の高止まりが日米金利差に繋がり、円キャリートレードによる円安ドル高の進行に繋がっています。

 

 

【相場】

材料難の中、米長期金利低下ながら、日米株式は小動き、ドル高が進行しました。

日経平均は材料難ながら、前日のNYダウが5日ぶり反落したことで、4万円台の高値圏で推移していることから、期末に伴う利益確定売りも出て、小幅続落、NYダウも発表された米経済指標が強弱入り混じる内容で、材料難ながら、期末の利益確定売りが優勢となり、小幅続落、ドル円も日米株式同様、日米金融会合を通過し、材料難ながら、151円台で高止まりし、特に海外市場では、日米金利差を意識したキャリートレードが円安ドル高を進行させ、151円台半ばまでジリジリと上昇しましたが、本日、【時事・法改正】で挙げた3つの記事にあるとおり、現在の円安ドル高進行の要因として、経常収支の皇后変化、日米金利差による円キャリートレード、堅調な米景気に伴うドル高進行、利下げ観測の先行き不透明感の3つが挙げられますが、特に大きく作用しているのが、後者2つで、米景気が崩れない限り、この円安ドル高の流れは中々崩れることがはなさそうですが、仮にそのサインが出るとすれば、景気の先行指標である米国株の下落になるのではないかと思われますが、果たして、日経平均が4万円台の史上最高値を更新、ドル円が151円台と昨年来高値付近で推移する中、同じく史上最高値圏で推移するNYダウ、S&P、ナスダックの動向が注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、注目の米大リーグロジャースの大谷選手の記者会見で、水原元通訳の違法賭博への関与を明確に否定したことで、一定の安心感を与えてくれたものの、会見では、水原氏がどのようにして大谷選手の口座から巨額の資金を送金したのかが明示されなかったことで、今回の事件の今後の進展における最大の焦点になっていますが、こちらも早くクリアになることで、大谷選手が野球に集中できる環境が早く整うことを願うばかりですが、仮に今回の事件が原因となって、大谷選手が長いスランプにでも陥るようなことになってしまうことは誰も望んでいませんが、一方で、そのような逆境をも物ともしないほどのスーパースターたる所以の大活躍を見せてほしいです。