今週の注目点は、年度末動向、日米欧金融政策関連の動き、米物価動向 | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

今週の注目点は、年度末動向、日米欧金融政策関連の動き、米物価動向

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:確定拠出年金
出題キーワード:個人型確定拠出年金(iDeCo)、掛け金期間65→70歳未満に延長、掛け金上限額受給開始年齢の上限引き上げも検討

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
確定拠出年金はCFP試験の出題として財形貯蓄とともに必ず毎回出題されていますが、実務の法改正関連としても新NISAとともに最も注目度の高い内容となり、今後も出題可能性が高いので、内容を確認しておいてください。
<視点>

個人型確定拠出年金の掛け金期間を現状の65歳から70歳未満に引き上げることで、財政支出が膨張する公的年金から私的年金の流れを作るほか、現在の日経平均の史上最高値更新による株高の流れもうまく私的年金への誘導に利用したいとの思惑も見え隠れしているように思えます。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、今週の注目点は、年度末動向、日米欧金融政策関連の動き、米経済指標による米景気動向です。

まず株式については、今週2023年度末を迎え、期末配当の権利落ち日を迎えるなど、関連した動きに注意が必要、為替については、日米金融政策の結果発表を通過し、市場は円安ドル高に反応、更にスイス中銀が予想外に利下げを実施したことで、欧州ECBの利下げへの見方が強まり、現在、ドル高を加速させるユーロ安が進行中など、引き続き日米欧金融政策関連のニュースを受けた動きに注意が必要、そして米経済指標の中でも週末発表される米金融政策に重要な材料となる米物価指標の個人消費支出(PCEでデフレーター)に注目です。

米経済指標は、新築住宅販売件数、10-12月四半期実質国内総生産(GDP、確定値)、個人消費支出(PCEデフレーター)、米以外の経済指標は、日銀金融政策決定会合議事要旨など、重要指標の発表が予定されています。

なお、週末金曜日は復活祭(イースター)の祝日で米欧市場は休場です。

 


【最後にひとこと】

 

この週末は米大リーグ大谷選手の元通訳水原氏の違法賭博問題による解雇のニュースでもちきりでしたが、これまで大谷選手を献身的に支える水原氏には賞賛の声しか聞こえてきませんでしたが、今回の問題を機に、発言が二転三転したことや大学、職歴の経歴詐称など次から次へと悪い情報が暴露され、一転して批判が殺到、このような情報によるリンチとも思える状況を目の当たりにすると、やはりSNSなどで情報公開することでいつ批判に晒されるかもわからず、精神的にも良くないな…と改めて思いました。