CFP資格標準テキスト2020-2021年版-(2)内容チェック | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

CFP資格標準テキスト2020-2021年版-(2)内容チェック

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマでありますCFP試験。 

5月14日(木)、日本FP協会から2020年度第1回試験の中止、代替なしとの方針が発表されました。

今後の日程もコロナ次第ですが、当面は11月の2020年度第2回試験に向けて、新たにCFP試験対策を続けていくことになります。

 

日曜日は企画ものです。
今回はCFP資格標準テキスト2020-2021年版(2)内容チェックについてです。

 


【CFP資格標準テキストについて】

【CFP資格標準テキストの内容チェック】


2020年8月23日(日)企画もの記事で、(1)第一印象についてお伝えしましたが、今回は(2)内容チェックです。


最新のCFP資格標準テキスト2020-2021年版が2020年8月18日(火)に発売されたのに伴い、FP754のホームページあなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法」で提供しているFPテキストサービスの移行作業のため、現在、CFP資格標準テキストの金融資産運用設計、ライフプランニング・リタイアメントプランニングの2課目について、内容チェック作業を完了しました。

結論から申し上げますと、前回記事でお伝えしたとおり、完全に小幅改訂です。

更にぶっちゃけていいますと、昨年の2019年版を所有されている方はわざわざ買い直す必要はないという考えです。

 

それぞれの課目で、気になった改訂内容は以下のとおりです。

 

<金融>

 

・ぺージ数はP242→239と3ページ減少

・必ず毎回出題されて、最も旬な法改正内容である株式の少額投資非課税制度NISA(一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISA)では、つみたてNISAの記述がやや増加、ジュニアNISAの記述が大幅増加

→前者の増加は好感できるものの、最も重要度の低い後者の大幅増加対応には不満

・フィンテックの記載は増えず

→CFP試験で今後の定番問題化するとの見方をしていたものの、結局、出題頻度は一向に上がらず、あまり重要視されていない印象

 

<ライフプラン>


・ぺージ数はP275→278と3ページ増加

・練習問題、例題がやや増加

・頻出の奨学金制度の記載内容が充実

CFP試験では毎回出題されているにもかかわらず、FPテキストには記載がなく、CFP資格標準テキストになって、ようやく大幅な記載追加となった最近の働き方とその関連法令等の記載がやや増加

・公的年金など、前回テキストの記載内容の構成を若干いじって、まとめ直した印象

・新型コロナウイルスの感染拡大により導入された国の経済対策、地方自治体の支援策に関する法改正内容は一切追加記載、反映なし

→改訂間に合わず?

 

 

 

CFP(R)資格標準テキストのFP754の評価

内容チェックの観点からも、日本FP協会のホームページでCFP試験に対応と謳っている通り、CFP資格標準テキストは自信をもってオススメします。

内容は踏襲していても、重要ポイントがわかりづらく、今まで批判も多かった2018年版までのFPテキストとは完全に別物だと思ってください。

 

(メリット)

 

・CFP資格標準テキストは、基本的に全ての内容(おおよせ全範囲の95%)が重要

・内容自体がコンパクトに重要事項のみまとめられているのはもちろん、新たに基本的な練習問題や例題も掲載され、過去問へのステップアップの流れも備えている

・実務的にも、非常に簡潔に要点がまとめられているので、辞書的に活用する書籍として手元に置いておくのにも最適

 

(デメリット)

 

・相変わらず目次が掲載されていないので、内容を探す際、とても不便…

 

 

【FP754ホームページのオススメ教材】
 

FP754のホームページあなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法」は、サイドバーに、FP試験オススメ教材を取扱書店の商品画像・テキストリンク付で掲載しています。
CFP試験関連の教材として、以下のテキストと過去問になります。


(1)テキスト
①CFP資格標準テキスト(日本FP協会) 
 

(2)過去問
②CFP資格審査試験問題集(日本FP協会)
③CFP受験対策精選過去問題集(FPK研修センター)

<以下、紀伊國屋書店、honto取扱分>
※① 最新の2020-2021年版は、商品登録を確認済み、注文可能です。
※② 前回の2019年度第2回CFP試験まで商品登録済み、注文可能です。 
※③ 最新の2020~2021年版が8月末発売予定で、発売、商品登録を確認でき次第、反映予定です。

 

上記教材のインターネット販売として、日本FP協会、FPK研修センターの出版元ホームぺージで直販でも購入可能です。

しかしながら、大型書店経由で購入した方が、会員登録の上、購入条件を満たせば、送料無料となります(紀伊國屋は税込3,000円、hontoは現在キャンペーン中で税込3,000→1,000円なので、hontoなら1冊から送料無料)ので、納期の問題もありますが、大型書店での購入をオススメします。

なお、店頭在庫については、紀伊國屋書店のほか、丸善ジュンク堂書店で取扱いがあり、こちらの方が積極的に在庫を置いてくれています。

特に仕事等が忙しく、なかなか大型書店に出向くことができない方、地方にお住まいでこれら教材の取扱書店がない方は、ウェブサイトでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

CFP資格標準テキストや過去問を利用して、CFP試験の勉強を進めようと考えている方は、勉強法をはじめ、何かとCFP試験関連の情報が豊富なFP754のホームページあなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法」をご活用ください。

 

 

【最後にひとこと】

 

特に金融に何度も不合格になっている受験生の方は、ぜひ、このCFP(R)資格標準テキストを使い倒してほしいと思います。

合わせて、過去問を何度も反復することで、難化の進んでいる金融でも十分合格点を取れる力が身に付くと確信しています。

 

また、2020年度FPテキストサービス(金融、ライフプラン)の申込も承りますので、次回試験で、金融、ライフプランを受験予定の方はご検討ください。