FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ
FP試験最高峰”CFP資格審査試験&1級FP技能検定試験”独学で合格するための対策ブログです。
1日1回(日~金曜日朝9:00、土曜日夜10:00)、
以下の内容を更新しています。


【平日ならびに土曜日】

(1)時事・法改正 
難易度の高い金融対策の内容をメインに、FPテキストと過去問だけでは対応できない時事、法改正問題対策として、日本経済新聞からCFP試験と関連の深い記事をピックアップし、FP754のCFP試験対策と視点をお伝えしています
(2)相場  FPとして、経済状況の把握は必須ですが、他の資産との関連の深い為替を軸に、特に目立った市場の動きについて、FP754の相場観を少々述べています。

【日曜日】
企画モノを更新しています。
(1)CFP試験 時事・法改正問題対策まとめ
、試験前準備、受験者の感想、試験分析(総括の一部)など
  ※勉強法、試験分析(各課目の詳細&総括)、出題予想については、下記サービスの提供に移行 
(2)1級FP実技試験 
勉強法、試験分析、受験者の感想などの最新情報
※下記サービスの提供に移行
(3)CFP資格研修 CFPエントリー研修、みなし実務研修など
(4)その他
   オススメ本、テレビ番組、日経新聞記事、グルメ、洋楽など


ホームページ
あなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法 」では、FP754が長年CFP試験支援業務で培ってきたCFP試験合格のノウハウの概要を確認でき、以下のサービスも提供しています。

【教材編】

(1) FPテキストサービス-金融課目
のみ(2019年度からCFP資格標準テキストで提供)
 CFP試験の実施機関である日本FP協会が発行する教材であるCFP資格標準テキスト(FPテキスト)に、過去に出題された重要ポイントが分かるようにチェックを施すサービスです。
(2) CFP試験重要ポイント総整理-金融課目
 昔から一貫して難易度の高い金融課目における試験直前に押さえておきたい重要ポイントや出題予想を提示するサービスです。 

 【勉強指南編】  
(1)FP754のCFP試験の勉強法
FP754が長年CFP試験支援業務で培ってきたCFP試験合格のノウハウを結集した勉強法シリーズです。
(2)FP754の試験分析
FP754が長年CFP試験の実施ごとに行ってきた試験分析シリーズです。
(3)FP754の1級FP試験の勉強法
CFP試験合格後、W資格取得のため受験する1級FP技能検定実技試験の勉強法シリーズで、日本FP協会の1級FP実技試験独自の論述問題について過去の出題傾向を詳細に分析し、出題予想を掲載しています。
(4)FP754の宅建試験攻略法

難易度の上がっている不動産課目における
他資格同時受験の相乗効果を狙った勉強法シリーズです。


※勉強指南編は上記HPの前半部分にあるFP754の勉強法、試験分析についての概要を3倍詳しく解説したサービスです。
※上記HPの後半部分には、当サービスを利用ならびにブログを閲覧いただいた合格者の声が多数掲載されています。
 
現在、FP754が運営するCFP試験に関するサイトは複数にまたがっていますので、サイト運営者の立場から「FP754のサイト活用法2023 」をまとめましたので、ご参照ください。

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引き続き、過度な金融不安への懸念が後退、日経平均配当権利落ちあるも、リスク志向の株高、円安の流れ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2022年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートします。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

引き続き、過度な金融不安への懸念が後退し、日経平均は配当権利落ちあるも、リスク志向の株高、円安の流れが続きました。

日経平均は3月期末配当の権利落ちの影響で下落しましたが、下げ幅は100円にとどまっており、高配当株主導で買われたことで、配当落ち分250円を考慮しても実質上昇、NYダウは引き続き過度な金融不安に対する懸念が後退し、米短期金利が上昇したものの、米長期金利が低下したことを好感して買われ、上げ幅150ドル弱の続伸、ドル円は東京市場で期末により前々日には輸出企業による円高、前日は輸入企業による円安に触れましたが、引き続き米長短金利に連動した相場展開となり、本日はここ最近にしては珍しく1日の始値と終値がほぼ一致、値動きも132円台前半から後半の小幅なレンジに留まり、次の材料待ちとなりましたが、本日は年度末で引き続き過去2日間のような国内勢からまとまった玉が出る可能性がありますが、NY市場で発表される米FRBが重要視していると言われるPCEデフレーターなど米経済指標に注目、そして日経平均はNYダウが続伸し、先物の動きから節目の2万8千円台を試す動きが期待されるところですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、日本株は配当権利落ちということで下落しましたが、今回の期末では、これまで時価総額の大きな値がさ株(1単元の株価が大きな株式)の優良銘柄が東証の要請を受けてか、相次いで株式分割を実施したことで、個人投資家でも手を出しやすくなり、自分もようやくずっと買いたいと思っていたある銘柄に投資することができましたが、市況や業績の影響ではありますが、昨年秋に株式分割した優良銘柄の代表格の1つだった任天堂のように、株式分割後の株価が軟調に推移することもよくあるので、引き続き購入時期を分散させながら、コツコツと買い増ししていきたいと考えています。

期末のリスク志向の株高、円安の流れ、日経平均2万8千円台、ドル円133円台に届きそうな勢いで急伸

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・



【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】


期末のリスク志向の株高、円安の流れ、日経平均2万8千円台、ドル円133円台に届きそうな勢いで急伸しました。
日経平均は、前日のNYダウが小幅反落したにもかかわらず、配当権利付き最終売買日ということで期末の配当取りの買いが優勢となり、上げ幅350円超の3日続伸、NYダウは引き続き過度な金融不安が後退し、買いが優勢となり、上げ幅300ドル超、節目の2万8千円台乗せに迫る大幅反発、ドル円は東京市場では昨日の円高の動きから一転、国内輸入企業の期末の買いが入り、130円台後半から131円台後半まで急伸、欧州市場で利益確定売りに押される場面がありましたが、再び買いが優勢となり、132円台前半まで上昇、更にNY市場で米長短金利が上昇した場面で買われ、133円台乗せまであと一歩となる132円台後半まで一段高となり、1日を通して急伸した流れとなりましたが、ファンダメンタル面では、過度な金融不安後退と期末の買い需要ですが、昨日お伝えしたテクニカル面でも、三角保ち合いを上抜けし、更にきれいな逆三尊(逆ヘッド・アンド・ショルダー)の形となっており、3月の円高相場の高値を結んだ下落トレンドラインを明確に上抜けしたことで、今後も上昇に弾みがつきそうですが、今後のターゲットして、3月中につけた高値133円、135円台前半、そして起点の137円台後半が控えていますが、どこまで戻すことができるでしょうか。。


【最後にひとこと】

 

今日、またしても完成間近の記事を下書き保存しないまま見事に消してしまいました。

このテンプレートが古いからなのか、以前は一時期機能してくれていたはずの自動保存が機能してくれず、記事の作成途中にこまめに保存するようにしていたつもりが、今日はその前に誤って別のページを表示させてしまいました、ブラウザーの戻るボタンも入力途中だとダメみたいです。

原因は、ずっと使い続けているこのテンプレートデザインを維持するために、すでに廃止されている旧エディタを使い続けているからとわかっているのですが、せっかく2006年から17年も使い続けていて、このデザインが好きですと言っていただくことが何度もあったので、設定をイジって表示されなくなったらかなりショックなので、中々手が出せません。

ところで、使ったことはありませんが、最近アップルのSiriのような音声入力を利用した方が楽に文章が作れてよいのではないかな~と思っていますが、やはり正確な変換をしてくれるのか心配ですが、以前見ていたTBSの情報バラエティ”がっちりマンデー”で、企業の社長さんが非常に正確に変換をしてくれるAIソフトを使いこなしていたのをみて、それで誤字もなくなれば万々歳ですが、いつか試してみたいな~なんて思っています。

過度な金融不安が後退も、根強い利上げ停止もしくは年内利下げ観測、ドル円ジリ安の展開

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

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本日の時事・法改正は・・・



【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞金融経済面記事(Web刊
CFP試験分類:株式、投資信託
出題キーワード:政府、少額投資非課税制度(NISA)、2024年1月開始、改正所得税法、制度恒久化、年間投資枠拡大、つみたて型現行3倍120万円、一般型2倍240万円、合計360万円、生涯投資枠1,800万円、投資信託、上場株

(FP754より)
<CFP試験対策>
少額投資非課税制度NISA(一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISA)は、11月の前回試験では珍しく単独での設問での出題はありませんでしたが、上場株式の配当金や投資信託の分配金、譲渡金額等で出題されるなど必ず毎回出題されているほか、個人型確定拠出年金(iDeco)も財形貯蓄制度とともに必ず毎回出題される定番問題なので、今後の税制改正内容ならびに実務的な内容として確認しておいてください。

<視点>
NISAが恒久化されるということで、税制面で有利になることで積極的な活用が望まれるものの、2023年の株式市場は中々上昇基調にならず、もどかしい状況の中、米銀発の金融不安が発生、ますます投資家心理は慎重にならざるを得なくなっていますが、今後、米FRBが利上げ停止、利下げに動くような景気後退に陥れば、ますます慎重姿勢が高まりそうですが、そのような時こそ時間分散の少額投資つみたてNISAが有効になってくると思われます。

 

 

【相場】


過度な金融不安が後退するも、根強い利上げ停止もしくは年内利下げ観測で、ドル円はジリ安の展開となりました。
日経平均は、前日のNYダウが続伸したことや今週迎える期末の配当取りの動きから堅調に推移し、小幅続伸、NYダウは発表された米経済指標が予想を上回ったことや過度な金融不安が後退し、買われる場面もあったものの、米長短金利が上昇したことが下げ圧力となり、4日ぶり小幅反落、ドル円は東京市場に国内輸出企業の期末のレバトリー(資金回帰)の動きに米短期筋が便乗する形で、ドル円は大きく売られ、131円台後半から130円台半ばまで急落しましたが、下落が一服すると、米超短金利が上昇したことで、欧州市場で買い戻され、131円台前半まで反発する場面がありましたが、その後、金融不安に対する思惑や米利上げ停止、年内利下げ観測から米長短金利が上下動したことに連動して、ドル円も方向感の出ない展開となり、131円を挟んで上下動を繰り返す動きとなりましたが、ドル円は現在、米長短金利に連動する動きになっていますが、米長短金利が上昇する場面では上値が重く、下落する場面では素直に下落するというふうに、ドル売り圧力の方が強い印象ですが、テクニカル的には、先週から129円台後半-131円台後半のレンジで三角保ち合いを形成しつつあり、どちらかに抜けることによって、その方向に大きく動く可能性がありますが、もう一つ逆三尊(逆ヘッド・アンド・ショルダー)を形成しつつあるようにも見えますので、案外、リスクは上方向かもしれませんが、果たしてどうなるでしょうか。。


【最後にひとこと】

 

今日の日経新聞社会1面に、先日のWBCで大活躍、MVPを受賞した大谷翔平選手が算数の教科書でも大人気との記事が掲載されていましたが、通常、教科書に載る人物はもう亡くなっている歴史上の人物というイメージですが、まだ20代の大谷選手がすでに教科書に載ってしまうことにビックリするとともに、更に若い将棋の藤井聡太六冠も保健や道徳の教科書に登場しているなど、これも時代の流れなのかな~なんて思いました。

週明けの相場は、過度な金融不安が後退、米長短金利急騰、リスク志向の株高、円安の流れスタート

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FP754です。

 

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本日の時事・法改正は・・・



【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】


週明けの相場は、過度な金融不安が後退し、米長短金利が急騰、リスク志向の株高、円安の流れスタートとなりました。
日経平均は、先週末のNYダウが上昇したことや今週迎える期末の配当取りの動きから堅調に推移、上げ幅100円弱の3日ぶり反発、NYダウは米地銀が経営破綻した米SVBを買収合意との報道をきっかけに買いが優勢となり、上げ幅200ドル弱の3日続伸、ドル円は米地銀の米SVB買収報道をきっかけに過度な金融不安が和らぎ、米長短金利が急騰、東京市場から堅調に推移、131円台を回復、一旦、利益確定売りに押され、130円台半ばまで弱含む場面がありましたが、更に海外市場で、米長短金利が上場幅を拡大し、NYダウも上昇したことで、リスク志向の円安の流れとなり、ドル円は大きく買われ、131円台後半まで上昇が加速、若干利益確定売りに押され、131円台半ばまで弱含み、NY原油先物も5%の急騰と、週明けの相場はリスク志向の流れ全開となりましたが、ドル円は先週末に129円台まで下落したものの、早々と131円台を回復、米SVBの経営破綻をきっかけに欧州まで飛び火した金融不安は徐々に和らぎ、落ち着きを見せるのであれば、特にパウエル米FRB議長が年内の利下げはないという発言したにもかかわらず、それを無視して年内利下げを急速に織り込んだ米金利市場は実態とかなり乖離した状態となっており、今月上旬から続いたリスク回避の動きの巻き戻しが起これば、まず、その米金利市場が大きく反応して急反発し、相関の高いドル円も連動して再び今回の円高相場の起点である137円台を目指す動きになる可能性がありますが、果たしてどうなるでしょうか。


【最後にひとこと】

 

昨日の日経新聞女性面という特集に、自分や他人の配偶者をあなたはどのように呼びますか、と日経ウーマンが実施したアンケート調査が掲載されていて、女性は妻、男性は夫と呼んでほしいとのことですが、これは結構、その夫婦の関係やそれぞれの性格、地域性など色々な要素が絡んでくる問題だと思いますが、自分も当初は気にしていなかったものの、友人が自分と違う言い方をしていたのを聞いた時からちょっと気にするようになりましたが、結局、配偶者の話題自体を持ち出さないようになり、なんだかうやむやになってしまった感がある状況です。

今週の注目点は、引き続き米銀発経営破綻による金融不安の行方、米FRB副議長の議会証言、米経済指標

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

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次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、引き続き米銀発経営破綻による金融不安の行方、米FRB副議長の議会証言、米経済指標です。

先週は、米銀発の経営破綻を発端とした金融不安が市場を揺さぶり、リスク回避の株安、円高が進行、特にドル円はついに先週末、節目の130円台割れとなる129円台後半まで下落してしまいましたが、その後、130円台を後半まで回復したものの、今週、再び金融不安が強まる場面では、米長短金利が低下し、円高の流れが加速してしまうか注意が必要、また今回の金融不安について、バー米FRB副議長の議会証言が予定されており、米FRBの見方など発言に注目、そして米景気に関しては10-12月期四半期実質GDP(確定値)、米FRBがインフレ指標と注目しっている個人諸費支出(PCEデフレーター)など米経済指標も注目されます。

米経済指標では10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)、バー米FRB副議長の議会証言、個人消費支出(PCEデフレーター)、米以外の経済指標はユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値)など重要イベントの開催、重要指標の発表が予定されています。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、雪の予報が出ていた不安でしたが、今後も大して乗らないし、ま、いいかぁ~と思い、雨が降る中、車屋で夏タイヤに交換してきましたが、その前に、昨年10月以来になるのか、久々にガソリンを入れておこうと思って、セルフのガソリンスタンドに寄ってみたら、レギュラーが162円台と結構高止まりしていてビックリしたのですが、てっきりNY原油先物が60ドル台まで下落しているので、もう少し安くなっているのかと勝手に思っていたら、案外高かったので、エーとなってしまったのですが、最近のガソリンスタンドでは割引があたるルーレットがついていて、昨日も3円割引が当たっていましたが、元が高いので、これは当たる確率が高くなるように設定されていて、実際、割引が当選することで安く見せるためのフェイクかな~なんて、ついうがった見方をしてしまいました。

合格ライン基準によるCFP試験全課目の難易度傾向

皆さん、おはようございます。

FP754です。

このブログのメインテーマでありますCFP試験。 

次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

本日は企画ものです。

今回は合格ライン基準によるCFP試験全課目の難易度傾向についてです。


【合格ライン基準によるCFP試験全課目の難易度傾向】

【2022年度第2回試験での合格ラインの変化】

 

毎回、CFP試験ごとに、最も難易度の高い課目であり、2023年現在、FP754の対策サービスを提供している金融についての簡単な試験分析を更新していますが、特に、直近の昨年11月2022年度第2回試験において合格ラインに大きな変化があり、昨年の12月25日に、そこに焦点を当てた解説記事を更新しました。

 

2022年度第2回CFP試験分析-2014年公表開始後初めて変化した合格ライン

https://ameblo.jp/fp754-cfp/entry-12780459225.html?frm=theme

 

今回は、その関連記事として、合格ライン基準によるCFP試験全6課目の難易度傾向について触れてみようと思います。

 

 

【合格ラインの公表】

改めてお伝えしますと、現在、受験されている方はほとんどご存じでないと思いますが、現在、当たり前のように公表されているCFP試験の合格ラインは、2014年(平成26年)から公表されるようになりました。

 

実は、それ以前は非公開で、しかも問題用紙も回収していたため、自己採点さえできない状況でした。

 

従って、自分が合格しているかどうかは、試験の手応えくらいしか判断材料がなく、また当時は、CFP試験に関する情報発信する方も限られていたかほぼいなかったので、試験からの結果発表までの約1ヵ月もの間、悶々と過ごしたものでした。

 

ただし、その以前から、合格ラインは過去の合格者の経験によると、ざっくりと約6割くらいだろうということが言われていました。

 

そして、いざ実際に2014年から合格ラインが公表されるようになって、やっぱり全課目平均で6割前後だったということが初めてわかりました。

 

 

過去の合格ラインの推移

 

合格ライン公表開始の平成26年(2014年)度第1回試験から、直近の2022年度第2回試験まで、計17回公表されています。

 

※2020年度第1回試験はコロナで中止

 

これまで日本FP協会ホームページにて毎回公表されてきた結果を独自の視点でまとめると、以下のとおりです。

 

各課目

 

(1)前回の2022年度第2回試験までに公表された各課目の合格ラインの範囲


・金融 ・・・ 26-31 

・不動産 ・・・ 2733 

・ライフプラン ・・・ 26-32 

・リスク ・・・ 2733

・タックス ・・・ 28-33

・相続 ・・・ 28-33

 

(2)前回の2022年度第2回試験までに公表された各課目の合格ラインの平均

 

・金融 ・・・ 28.3 

・不動産 ・・・ 30.0 

・ライフプラン ・・・ 29.0 

・リスク ・・・ 30.5

・タックス ・・・ 30.8

・相続 ・・・ 31.0

 

全課目 

 

(3)平成26年(2014年)度第1回~2022年度第2回試験の計17回における合格ラインの範囲と平均

 

範囲 2633 

平均 29.9問(≒30問=6割)

 

(4)合格ライン公表後、最も難易度が高かった試験回と低かった試験回

 

・最も難易度が高かった試験回 → 平成30年(2018年)度第2回試験  合格ライン6課目合計171  範囲 28-29 

・最も難易度が低かった試験回 → 2021年度第1回試験  合格ライン6課目合計188  範囲 28-33

 

(5)合格ライン基準による各課目の難易度

 

・難易度が高い課目 ・・・ 金融、ライフプラン

・難易度が平均の課目 ・・・ 不動産、(リスク)

・難易度が低い課目 ・・・ (リスク)、タックス、相続

 

※リスクは、試験ごとに難易度の変動が大きい印象で、どちらにも区分できそう

 

(6)試験日区分による各課目の難易度

 

前半課目(金融、不動産、ライフプラン)難易度が高く、後半課目(リスク、タックス、相続)難易度が低い傾向

 

 

【受験計画を立てる際のアドバイス

 

CFP試験を受験する際、1度の試験で受験する課目数と順番は合格の鍵を握る重要な要素の1つです。

そこで、しっかり受験計画を立てる必要がありますが、CFP試験は課目ごとの合格が認められているため、勉強時間を取りにくい会社員の方などは、通常2~3回に分けて受験することが多いと思います。

その際、受験課目を決めるのは、課目間で関係がある、得意だ…など様々な理由があると思いますが、基本的な軸として考えていただきたいのが、「難易度の低い課目から高い課目の順に受験する」ということです。

考えればわかりますが、難易度の低い課目の方が当然合格しやすく、高い課目の方が合格しにくいですが、高い課目を先に受験してしまい、そこで最初から躓いてしまうと、受験計画は一向に進まず、受験を途中で断念してしまうほど勉強、受験するのさえ嫌になってしまうことがあるからです。

過去に数多くのCFP試験の合格のお手伝いをしてきた中で、躓くことが多い課目は、圧倒的に最も難易度の高い金融です。

もちろん、金融関係にお勤めの方とか元々得意だったというような有利な条件が揃っている方が金融を選択されるのは全く問題ないですが、一方で、金融に苦手意識があるのに受験計画の前半に持ってくることは避けた方が無難です。

なお、各課目の相関関係やオススメの受験パターンについては、FP754のホームページ「あなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法 」に掲載していますので、参考にしてみてください。

 

 

【最後に】
 

FP754では、現在、CFP試験にチャレンジしようと考えているもしくはチャレンジ中の方、CFP試験全課目合格を達成し、次の1級FP実技試験を受験予定の方、更にFP試験は卒業し、他資格にチャレンジしようと考えている方などの支援をするサービスを提供しています。

詳しくは、FP754のホームページ「あなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法 」をご参照の上、サービス利用をご検討ください。

週末の相場も、リスク回避の円高の流れ止まらず、ドル円2月以来の130円台割れ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

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次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正、相場観は・・・


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:全国消費者物価指数、総務省、前年同月比3.1%上昇、1年1ヵ月ぶり鈍化、政府の電気ガス料金抑制策

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、アベノミクスによるインフレ目標2%以上を掲げたことで、総務省の消費者物価指数は、日銀の国内企業物価指数とともに、物価指標として重要度が高く、昨年6月の前々回試験でまさに現在のコストプッシュ型インフレや内閣府資料の選択肢として出題されたのをはじめ、一昨年6月の4回前の試験で日銀金融政策関連として、また5回前の試験ならびに6回前の試験でも連続してラスパイレス式の物価指数の計算問題が出題されたほか、以前の試験でも日銀展望レポートの内容に関する問題の選択肢として出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月は前年同月比3.1%と1年1ヵ月ぶり鈍化したものの、政府の電気ガス料金抑制策のおかげということで、日銀の物価目標2%以上はすでに十分達成されているものと思いがちですが、植田日銀総裁候補の所信聴取で、黒田総裁同様、年後半から2%は下回ってくると予想、現在、米国発の金融不安が発生、景気後退に繋がるとの見方から、安全資産である米国債が買われ、米長短金利は急低下していますが、その見方が正しければ、今後の物価高は沈静化することになりますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

 

【相場】
 

週末の相場も、リスク回避の円高の流れが止まらず、ドル円は2月以来の130円台割れとなる場面がありました。

日経平均は、日本円同様、海外株と比較すると底堅く推移、期末の配当狙いの買いも入っているようで、小幅続落、NYダウは欧州株が金融不安で軟調に推移したことで下落していましたが、米長短金利が低下していることが下支えになったほか、連銀総裁の発言で過度な金融不安が和らいだことを好感し、上げ幅150ドル弱の続伸、東京から欧州市場にかけて、金融不安による米長短金利低下が止まらないことで、リスク回避の円高の流れが継続、ついに節目の130円台割れとなり、129円台後半まで一段安となりましたが、その欧州市場で、米長短金利が低下幅を縮小したことで、利益確定の買戻しが入り、更にNY市場で米PMIが予想を上回ったことで、過度な景気後退懸念も和らぎ、NYダウが続伸したことで、リスク志向の流れや週末のポジション調整も出て、ドル円の上昇は続き、130円台後半まで反発、NY原油先物は景気悪化懸念による需給減観測から売られ、一時66ドル台まで急落、NY金先物は節目の再び2,000ドル台を回復する場面がありましたが、ドルが買い戻されたことで売られ、1,900ドル台後半で推移と、週末もリスク回避の流れが優勢になる場面で、ドル円はついに2月以来となる130円台割れの129円台後半まで下落しましたが、その際、相関の高い米長短金利が急低下したことが一番の要因でしたが、それにしてもここ最近の米金利の低下スピードはちょっと異常で、パウエル米FRB議長が年内の利下げはナシと言っているにもかかわらず、全く無視状態で、1987年ブラックマンデー以来となる下落幅を記録するなど、そもそも金融不安への懸念は起こっていても金融危機そのものは起こっていないのに、このような記録に残る市場の変動はやはり行き過ぎと思わざるをえず、市場が落ち着きを取り戻したら、その大きな巻き返しが起こる可能性が十分あると思われますが、春のお彼岸も過ぎて、株式市場の格言に”彼岸底”という言葉もあるくらいですが、果たしてどうなるでしょうか。

 

 

【最後にひとこと】

 

最近、Yahooニュースを見ていると、クレジットカードの送付に際し、これまで簡易書留だったのが普通郵便が利用され始めたとの記事に目が留まりましたが、確かに、最近たまたまクレジットカードに入会した際、普通郵便で送られてきていましたが、書留だと不在の場合、再配達を依頼しなければならないのが案外不便だと思っていたので、ちゃんと届くのであればこれはこれで便利だな~という印象ですが、あとセキュリティ面では、最近流行りのナンバーレスカードだったこともあるのかな~と思っていましたが、記事では特にそのことには触れられていなかったのであんまり関係ないようです。

米FOMC後の動きは、年内利下げを織り込む米長短金利急低下で、リスク回避の株安、円高の流れ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合2面、グローバル市場面記事(Web刊Web刊Web刊)] 
CFP試験分類:金融政策
出題キーワード:米連邦公開市場委員会(FOMC)、米連邦準備理事会(FRB)、利上げ幅0.25%2会合連続、短期金利指標フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標4.75~5.00%、金利見通し到達点中央値5.1%、次回5月会合で利上げ最後


(FP754より)
<CFP試験対策>
現在、日米欧の金融政策は、日銀は金融緩和継続、米FRB、欧州ECBが金融引き締め転換していますが、昨年6月の前々回試験で米FRB欧州ECBの金融政策、昨年11月の前回試験、一昨年11月の3回前の試験、一昨年6月の4回前の試験で日銀の金融政策、5回前の試験で米FRBの金融政策が出題されたのを始め、日米欧の金融政策は頻出なので、日銀の金融政策決定会合、米FRBのFOMC、欧州ECBの定例理事会における金融政策の決定事項はセットで、内容を確認しておいてください。

<視点>
現在の急速な利上げが、結果的に米銀の経営破綻を招いたことで、金融不安がくすぶる中、米FRBは迅速に流動性確保に動くなど対応したこ一方で、インフレは高止まりしていることから、予定通り0.25%の利上げに踏み切り、ドットチャートは現状維持、年内の利下げも否定したことで、米国株は大幅安となる一方、米長短金利が急低下したことで、ドル全面安の流れとなり、ドル円は130円台割れ寸前まで急落してしまいました。

 

 

【相場】

米FOMC後の動きは、年内利下げを織り込む米長短金利急低下でリスク回避の株安、円高の流れとなりました。

日経平均は前日のNYダウは米FOMCの利上げ、ドットチャートの維持、イエレン米財務長官の発言などを受けて、金融不安がくすぶり続けたことを受けて大幅安となったことで、軟調に推移したものの、期末の配当狙いの買いが下支えとなったのか、NYダウほどの下落とはならず、むしろ引けにかけて下げ幅を縮小する小幅反落、NYダウは発表された米雇用指標が予想を上回るなど好材料の出て、前日の大幅安に対する買戻しが優勢となり、一時大きく上昇するも、金融不安がくすぶり続けていることから次第に利益確定売りに押され、上げ幅を縮小する反発、ドル円は米FOMCの0.25%利上げを受けた東京市場で、パエルル米FRB議長のハト派的利上げで年内利下げを否定したにもかかわらず、利下げ観測が浮上し、米長短金利が急低下したことで、売りが加速し、130円台半ばまで下落し、3月中旬につけた安値をわずかに更新する場面がありましたが、その後、欧州市場では買戻しが優勢となり、更にNY市場で発表された米雇用指標が予想を上回ったことを好感して買いが継続し、131円台後半まで反発するも、再び米景気悪化による利下げ観測から、NYダウは一時マイナス圏まで急反落し、米長短金利も急低下したことを受けて、再び売りが加速し、130円台前半まで急落し、直近安値を更新するも、NYダウは再びプラス圏を回復したことで、ドル円も急速に買い戻され、130円台後半まで反発して引けましたが、現在の相場は、とにかく米告発の金融不安が収まらない限り、株式は関連報道で右往左往、米FRBの金融政策、パウエル米FRB議長の発言も目まぐるしく変わる経済状況によって二転三転していることから、米長短金利も必要以上に年内利下げを織り込む動きが復活、常時1%を超える米長短金利の急低下を受けては、相関の高いドル円は下落基調にならざるをえず、安値を更新しては反発を繰り返すも上値が重いという展開で、リスク回避の円高の流れが進行中の状況ですが、一方、テクニカル面での今後のサポート水準として、今回の円高相場前に進行していた3月上旬に137円台後半をつけていた円安相場で、1月中旬につけた年初来安値127円台前半まで、2月上旬の128円台前半、2月中旬の129円台後半と1円間隔で下値が控えていることから、それぞれで下げ止まるか注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

WBCでの侍ジャパンの劇的な優勝の余韻がまだ日本列島に残りますが、ついに昨日は雪ではなく雨が降るなど、気温も上昇し、雪解けも進んだので、明後日の日曜日に夏タイヤに交換する予定です。

結局、昨年の秋に冬タイヤに交換してから、車に乗ったのは数えるほど、しかも訪れた場所も一番遠い場所で車で10分もかからないスーパーという結果ですが、今年も家庭菜園をしようと思っているので、今後はもう少し遠出をすることになりそうですが、あいかわらずこれだけの距離しか乗らないのに、もうじき高い高い自動車税の請求、そして今年はもう2年が経ち、車検を迎えるので、今年の冬は光熱費の節約に励みましたが、そのようなものはあっという間に吹っ飛んでしまう大きな出費に正直へこみます。。。

注目の米FOMCは予想通り0.25%利上げ、市場は株安、金利安、ドル安で反応

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・



【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】


注目の米FOMCは予想通り0.25%利上げ、市場は株安、金利安、ドル安で反応しました。
日経平均は、米欧の金融不安が和らいだことで、大きく買われ、上げ幅500円を超える大幅反発、NYダウは注目の米FOMCで米FRBが予想通り0.25%利上げに踏み切り、米欧の金融不安を受けて、一部金利据え置きとの見方があったことやパウエル米FRB議長が年内利下げは想定しないと発言したことも重しとなり、大きく売られ、下げ幅500ドルを超える急反落、ドル円は東京市場では日経平均が大幅高となったことで下値が固く、132円台半ばから後半で堅調に推移、欧州市場で米長短金利が上昇したことで、リスク志向の流れから買われ、133円台にタッチする上昇となる場面がありましたが、NY市場で注目の米FOMCで予想通り0,25%利上げ、ドットチャートは現状維持、パウエル米FRBの定例記者会見で、金融不安を受けて、利上げ停止を検討したものの、年内の利下げは想定しない、必要なら想定以上の利上げへというタカ派ともハト派ともとれる姿勢を見せたことに対し、市場の反応として、NYダウは大幅安となり、米長短金利も急低下したことで、大きくドル売りで反応し、ドル円は131円台割れ寸前まで急落後、利益確定の買戻しも入り、131円台半ばまで小幅反発しましたが、またしても日本株の上昇期待の雰囲気となり始めたかと思いきや、それを腰折る米FOMCを受けた日米株安の流れとなってしまい、日経平均先物が昨日の現物から下げ幅500円近くの急落となっていることから、本日の日経平均も2万7千円台割れを試す軟調に推移が予想されますが、ドル円も下落したものの、今回の下落は131円台割れとはならず、下値を切り上げており、案外130-131円台で底固めをしているとの見方もできそうで、再び金融不安を払拭するような好材料などが出て、米長短金利が上昇に転じることで、ドル円も再び上昇基調に復帰する可能性があると思われますが、果たしてどうなるでしょうか。


【最後にひとこと】

 

最近このアメブロのシステムが不安定で、昨日も一時メンテナンス表示になっていましたが、一昨日の日経新聞ビジネス面記事として掲載されていたとおり、運営会社サイバーエージェントの創業者藤田社長が2026年に会長になり、社長を内部から昇格させると発言していましたが、最近のサイバーは、ゲームのウマ娘の大ヒットや、動画サービス”アベマ”でサッカーワールドカップの無料独占放映で話題になったものの、サイバーの株価は2021年高値2,000円台を超える高値からほぼ半値の1,100円台に低空飛行、アベマは先行投資とはいえ、ゲーム、広告の黒字を飲み込むかのように大赤字を垂れ流し続けており、米GAFAもそうであるように、ハイテク株市場は厳しい状況が続いていますが、サイバーは日経平均構成銘柄にもなるそこそこの大企業にまで発展、もうじき50代を迎える藤田社長は若手としては気鋭の経営者として有名ですが、後継社長への引継ぎは、最近では日本電産、以前ならソフトバンク、ファーストリテイリングなど他の日本を代表する企業の創業者社長が軒並み大苦戦している一方、サイバーは新卒を子会社の社長に沿えるなど、どんどん若手に仕事を任せる風土があるようですから、他の創業者カリスマ社長よりスムーズに進みそうですが、今後、その動向が注目されます。

米FOMC前、東京市場が祝日で休場の中、過度な金融不安懸念が後退、リスク志向の株高、円安の流れ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

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次回の2023年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・



【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】


米FOMC前、東京市場が祝日で休場の中、過度な金融不安懸念が後退し、リスク志向の株高、円安の流れとなりました。
日経平均は、東京市場が祝日で休場、NYダウはイレレン財務長官の更なる銀行の経営危機で預金保護する用意との発言で過度な金融不安が後退し、上げ幅300ドルを超える続伸、ドル円は東京市場が祝日で休場の中、岸田総理の劇的なウクライナ訪問の速報に対し、祝日ということもあり、市場の反応は限定的となる中、朝方から1日を通じて買いが優勢となり、特に欧州市場に入ってから、米長短金利が急上昇したことで、リスク志向の円安の流れが加速し、ドル円は大きく買われ、132円台半ばまで急伸、NY市場で発表された米住宅指標が予想を大幅に上回り、一旦買いで反応するも上昇一服となる中、明日の米FOMC結果発表を控え、米長短金利が低下したことをきっかけに利益確定売りに押され、131円台後半まで反落する場面がありましたが、リスク志向の株高の流れからNYダウが大幅高となり、米長短金利が再び上昇基調を強めたことで、ドル円も買い戻され、当日高値を更新する133円台半ばまで急反発しましたが、現在、米国発の金融不安が市場を覆っていますが、本来のメインイベントであった米FOMCの結果発表が日本時間明日未明3:00から予定されており、今回の金融不安を受けて、一時浮上していた0.5%の利上げは消失、欧州ECBが先週の定例理事会でインフレ抑制を優先させて、0.5%の利上げに踏み切ったことや、米金融当局の迅速な金融危機封じ込め対応から、据え置きよりかは0.25%の利上げに踏み切るとの見方が優勢ですが、同じく注目されるのが今後の利上げ方針を表すドットチャートで、米短期金利は今回の金融不安を受けて、すでに年内の利下げを織り込み始めているため、米FRB高官が今後の利上げについてどのように考えているのが伺い知ることができるドットチャートに大きな変化があれば、市場も大きく反応(どちらかというと円高ドル安リスク)しそうですが、果たしてどうなるでしょうか。


【最後にひとこと】

 

昨日は、朝方から行われたWBC侍ジャパンのメキシコとの準決勝での劇的な逆転サヨナラによる決勝進出のニュースで持ちきりでしたね。

メキシコのピッチャー、レフトがさすがメジャーリーガーという凄いプレイを見せる中、日本は再三に渡り先取点を許すものの、吉田選手の逆転3ラン、大谷選手のヘルメットを投げ捨てて激走したツーベースとベンチを鼓舞する猛アピール、そして絶不調に陥っていた村上選手の逆転サヨナラとなるタイムリーツーベース、そして栗山監督が俊足の周東選手を1塁代走に送っていた隠れた名采配、2塁タッチアウトとなるチャレンジなど、今回の準決勝の劇的な勝利は長嶋巨人名誉監督の中日との頂上決戦でのメイクドラマ、村上選手においては2009年第2回WBCで同じく絶不調に陥っていたあのイチロー選手が韓国戦で最後に逆転タイムリーを放った光景が思い出されましたが、それにしても大谷選手のあの闘志むき出しの果敢なプレーと猛アピールは日本にいた時からはあまり想像ができなかったため、新たな発見ですね、さすが米メジャーリーグでも二刀流を成功させ、数々の記録を樹立、その物凄い実力を世界に知らしめ、球界を代表する選手にまで上り詰めた存在が、これだけ侍ジャパンを誇示すれば、他の選手もやらないわけにはいかないな~と思いました。

今日も朝8:00から強敵米国との決勝が行われるということで、平日なのに仕事になりませんね、自分も実況だけ流しながら、戦況を見守りたいと思います。

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