保険屋FPひろのお金の教室 -145ページ目

ガン保険の取り扱いにもいよいよ国税が・・・

こんにちは。横浜のFPひろです。


髪の毛を切って僕そっくりになった息子が皆からカワイイと大絶賛。


『んじゃ俺もカワイイ?』と聞いたら皆の白い目が突き刺さりました。。。



さて、ちょうど1年ほど前に、法人のガン保険の損金不算入のネタを書きましたが、いよいよ国税がガン保険の税務の取り扱いに対して動きだしたみたいですね。


あ!この話題は法人保険に関わる人しかわからないかもしれませんので、ちょっとだけ解説を。


法人で保険に加入する場合、いくつかの目的があったりするんです。


一つは保険本来の目的である保障。福利厚生などで用いますね。


そしてもう一つは財務的な活用。


実際にはそのいくつもの目的を合わせて考えるのですが、財務上の活用法というのは例えば解約返戻金が貯まる(実際に返戻率が90%以上、中には100%というのもあります)を税務上の取り扱い(資産として計上したり、損金として経費で処理したりします)を用いて銀行の口座とは別にキャッシュストックを作るために使います。


中でもガン保険は返戻率が高いが、全額損金(経費)として取り扱いが出来るため、含み資産作りとして逓増定期保険の税務取り扱いが変わった後も法人保険の主流として人気があった保険でした。


それが国税に目をつけられている・・・と、そういうことです。


逓増定期の時と違って過去の契約まで今後の取り扱いを変えるようですね。


実際に通達が出るのは結構先の話だと思いますが、もし現在法人でガン保険を契約している会社は早めに次の手を考えた方が良さそうですね。




だからFPは信用されない

こんにちは。横浜のFPひろです。


まったく放置中のTwitterが、いきなり1日で75人にフォローされちょっとビックリしています。

一体何が起こっているのでしょう?

フォローされる理由なんて無いんですけど(^^;


さて、先日年金について少し記事を書きましたが、またまた変な記事をみつけてしまいました。


それは・・・


年金保険料なんて払ってもどうせ破綻して受け取れるか不明なんだから、その分貯蓄して自分年金を作った方が良いというものでした。


また、別の方は既に年金制度は破綻しているですって。


こんなコトを言ってるのがFPだったりするんですけど・・・


全く持って理解不能です。



まず、年金保険料を払わずにその分貯蓄する。


え~っと今年の国民年金保険料は15,100円ですね。

まぁこれは毎年上がっていくことが決まってますので、毎年一定じゃありません。


なので、わかりやすいように毎月2万円を40年間貯金したと仮定して考えてみます。


すると・・・


40年間で960万円貯めることが出来るわけです。


国民年金は40年間加入して満額の受取で年間792,100円。


すると・・・


13年受取ったら貯蓄した場合よりも多くもらえることになります。


ちなみに男性の平均寿命は79歳。


平均余命でみても65歳時の男性はおよそ83歳まで生きることになりますので、今と同じ65歳からの年金受給であれば、間違いなく年金受取総額より少なくなりますね。


また、公的年金は終身年金なので、長生きすればするほど有利というか負担した分より多く受取れます。

この年金制度でどうやったら積立の方が有利と言えるのかが不思議です。


もちろん公的年金だけでは老後資金が足りなくなる可能性が高いということを否定するものではありません。


しかし、いくら不安といっても、生きている限り受取れる年金と取り崩して無くなったらオシマイの自分年金じゃ比較になりませんよ。


年金だけでは足りないからその分を貯蓄で賄うとかならわかるんですが。


また、年金制度が既に破綻してるって、一体どこの国の出来事なのでしょう?


更に言えば年金はどうなると破綻なんでしょう?


皆さんマスコミのコピーに毒されすぎたんでしょうか?


年金の制度が破綻って年金がもらえなくなるということ?それは国が存続している限りありえないですよ。


もし年金が破綻と言うことであれば、それは年金がもらえなくなる事ではなくて(その場合国家が崩壊することと同じくらいの出来事なので)、受取った年金が貨幣価値的に意味が無くなる事ではないでしょうか?


つまり受取った年金では何も変えないくらいの物価上昇が起こったとか。


しかし・・・


それも考えにくいですよね。


だって・・・


この国はデフレで大騒ぎしてるのに、やってる政策はほとんどインフレ対策ですよ。


物価上昇アレルギーなんでしょうか?

それにしては度が過ぎます。


今の景気では物価が上がらなければ景気回復できないんですよね。


だってデフレだから。


なのにインフレの心配をしてるっておかしいでしょ?


そのくらい経済的センスがズレてるんですよね。


国債も発行しすぎて国債価格が暴落するとか、ハイパーインフレが起こるとか・・・


小説の世界でもオカシ過ぎてそんなコト言えませんよ。


ハイパーインフレって物価が130倍以上に急上昇することを言います。

そして日本は戦後の一時期を除いてハイパーインフレなんてなったことはありませんし、またこれからもそうはならないと思いますよ。


だって明日からいきなり缶コーヒーが15,000円になるなんて世の中、信じられます?本当にそうなると思います?


どうしたらそうなるのっていうと貨幣価値が大暴落するとか・・・

(日本が今こんなに円高になってる理由を考えると現実的ではありませんね)


供給が一気にストップして需要に対応できないとか・・・

(モノあまり、供給過剰がデフレの要因と考えるとこれも現実的ではないですね)

可能性の話でしたら、確かにどんな事にも可能性はあるんですけど・・・


この手の話は、そう言ってるFPも実は何もわかっていないと言うことの証明には面白いかもしれませんね。


年金の制度崩壊とかハイパーインフレとか・・・可能性の話であればゼロではないけれど、本当にそんな世の中になるなんて想像出来ますか?(笑)


せめてもう少し勉強してから言ってもらいたいですね。


マスコミがこんな見出しを好んで使うのは、その新聞なり雑誌に注目させて部数を売ることしか考えてないからです。


そろそろそんな手に引っかかるのはヤメにしましょう。


と同じFPである僕が言ってみる(爆)

その常識は本当ですか?住宅ローンの考え方

こんにちは。横浜のFPひろです。


なぜか住宅ローン関連の検索ワードからのアクセスが大量にやってきて、デイリーランキングを押し上げました。


皆さん(と言ってもアメブロの読者さんじゃないですが)がどのようなことを知りたくて検索したのか調べてみて、そのキーワードからのリンクを逆に辿っていきましたが・・・


そこでこれから住宅ローンを組む方が見るようなFPの相談サイトに当たりました。

お1人の相談に対し、FPが寄ってたかって答えると言う一見豪華な相談室。


たまたま『夫婦二人、共働きの世帯で住宅購入における返済計画』の相談を見かけたのですが・・・


その相談に対して答えていたのが何と8名ものFP。

しかし、そろいも揃って判で押した様に同じ答えで『変動金利は金利が上がるから危険』って・・・


世のFPのレベルってまだその程度なんだな~と思い、かなりがっかりしました。


このブログにも住宅ローンの知識を求めてくる方は多いので言っておきますが、変動金利は危険でも何でもありませんよ。


大体、金利が上がると言ってる方で金利上昇の根拠をキチンと説明しているのを見たことがありません。

皆一様に『今が最低金利だからいずれ金利は上がります』ってそりゃいつかは上がるでしょう?

いつかっていつですか?

そこは皆さん責任回避で『いつ上昇するかはわからない』って言うんですよね~

見えないお化けを怖がる子供と一緒。


あんまり言いたかないけどアホ過ぎます(爆)


その程度の説明なら小学生でも出来るし。


専門家なら専門家らしくして頂きたいですね~


回答しているFPの中にはマネー雑誌なんかでも取り上げられてる方や、僕の直接の知人もいましたけど・・・


皆さんずいぶん前から同じ事を言い続けてますが、その間金利は上昇したのでしょうか?

まるで『狼が来るぞ~』と叫んでる狼少年みたいですね(笑)


ここまで来ると、小学生の子供に『刃物は危険だから持っちゃいけない』とか『火は危ないから触っちゃダメ』なんて言ってるのと同じレベルに思えてきます。


専門家ならそれをどう扱えば良いのかを説明するべきでしょう。

何事にもメリット・デメリットというのがあるんですから。


また、この手のFPはどんな場合も教科書通りの答えしか出来なくて、すぐに返済比率がどうとかこうとか・・・


年収1000万円超えてる方と年収600万円の方で同じように考えてるんですよね。


年収が高い方なら返済比率が高くても、生活に使えるお金は年収が低い人よりも多いので、何もFPからどうこう指図されなくても良いじゃないですか。それを返済比率が高いからもう少し予算を下げてなんて馬鹿な事言っちゃまずいですよ~

それは余計なお世話って言うんです。


驚いちゃうのは全員が同じ様な回答で、違った意見、違った切り口がまるで無いというところ。

全員思考停止してるのか?と疑いたくなりますね~


もちろん変動金利にするとか固定金利にするとかはそれぞれの選択なので、それ自体をどうこう言うようなことは止めておきますが、少なくともその判断の根拠を提供するのであればもっとまともな事を言って欲しいです。


参考までに過去の住宅ローンの記事もご覧いただければと思います。

ココに住宅ローンの考え方は一通り書いてありますから。


住宅ローンに不安がある人へ

続・住宅ローンに不安がある人へ

金利ミックスは本当に有効か?

繰上返済は本当におトクですか?

続・繰上返済は本当におトクですか?


世の中当たり前と思われていることが本当に正しいとは限りませんよ。