今回第2問（３１）から3択問題になります。ちょうど折り返し地点です。今回は正規版を載せます。
【ＦＰ３級学科 第２問（31）】（正規版）
●出題予想
・・・6つの係数・・・
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
過去５年間１５回中 １３問出題
●直近２年（６回）出題傾向（三択問題）
出題テーマ
12年9月 ・減債基金係数
12年5月 ・年金現価係数
12年1月 ・年金現価係数
11年9月 ・現価係数
11年5月 ・減債基金係数
11年1月 ・減債基金係数
●出題傾向
第2問（31）～（35）はライフプランと資金計画の三択問題。
前回（12年9月）は「ライフプランニングの手法」から「6つの係数」の出題であった。
今回（13年1月）の本命予想問題「6つの係数」は、過去５年間１５回の試験のうち、１３回出題されている頻出問題であり、１１回は三択問題において計算問題として出題されている。また11問中9問は第2問（31）で出題されている。
苦手とする方が多い問題だが、確実に1問取るつもりで習得してほしい。
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次の各文章の（ ）内にあてはまる最も適切な文章，語句，数字またはそれらの組合せを1)～3)のなかから選び，その番号を解答用紙にマークしなさい。
□本命予想問題
毎年一定額を積み立て，８年後に200万円を用意したい。年利２％で複利運用できるとした場合，最低限必要な毎年の積立金額は，（ ）である。なお，計算には下記の表を使用し，円未満の端数がある場合は切り捨てること。
1) 233,020円
2) 234,330円
3) 273,019円
表（年利２％の各種係数）
終価係数 年金現価係数 減債基金係数
８年 1.17165 7.32548 0.11651
【解答】 １
【解説】一定期間後に、一定の金額を受け取るためにはいくら積み立てればいいかという場合、減債基金係数（0.11651）を使って計算する。
200万円×0.11651＝233,020円
■類題１
Ａさんは，毎年一定額を年利１％で複利運用しながら積み立てて，10年後に200万円を用意したいと考えている。この場合の毎年の積立金額は，200万円に利率１％・期間10年の（ ）を乗じることにより求められる。
1) 減債基金係数
2) 年金終価係数
3) 現価係数
【解答】 １
【解説】一定期間後に、一定の金額を受け取るためには、毎年いくらずつ積み立てればよいかを求めるときは減債基金係数を使用する。
■類題２
年利率４％（固定金利）の住宅ローンを借り入れ，25年間にわたり毎年150万円を返済する計画の人が，返済額から借入元本を算出する場合には，
「150万円×〔利率４％，期間25年の（ ）〕」により求めることができる。
1) 年金終価係数（41.646）
2) 資本回収係数（0.064）
3) 年金現価係数（15.622）
【解答】３
【解説】この問題はローンの元本を算出する問題だが、考え方は福利運用しながら、毎年一定の金額を受け取るときの現在の金額を求めるのと同じだから、年金現価係数（15.622）。
■類題３
ライフプラン作成におけるキャッシュフロー表に記入する数値は，通常，将来の物価上昇等を加味した「将来価値」で表す。たとえば，現在の生活費を年間132万円，その変動率をプラス１％とすると，１年後，５年後の生活費は次のようになる。
・１年後の生活費：132万円×(１＋0.01) ≒133.3万円
・５年後の生活費：132万円×≒138.7万円
この将来価値を係数表を用いて算出するときは，「現在価値×（ ）係数」によって求めることができる。
1) 終価
2) 資本回収
3) 年金現価
【解答】 １
【解説】「今ある金額を一定の利率で運用した場合に将来いくらになるか」と同じ考えで、終価係数を使用する。
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