ＦＰ３級学科 【第１問（３）】
●出題予想
・・・労働保険・・・
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ 過去５年間１５回中 １４問出題
●直近２年（６回）出題傾向（正誤問題）
出 題テーマ
12年9月
12年5月
12年1月・労災保険
11年9月
11年5月・労災保険
11年1月・雇用保険
●出題傾向
前回（12年9月）は「ローンとカード」から「クレジットカード」の出題であった。
過去５年間１５回の試験のうち、「ローンとカード」の出題は３問であるため、今回（１３年１月）はオーソドックスに「社会保険」のとした。
社会保険は過去５年間１５回の試験のうち、１５回出題されており、そのうち正誤問題は１０問（労災保険３問、雇用保険７問）となっている。
労災保険、雇用保険とも保険者、被保険者、保険料負担者、受給要件など制度の基本要件をしっかり押さえていただきたい。
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次の各文章を読んで，正しいものまたは適切なものには①を，誤っているものまたは不適切なものには②を，解答用紙にマークしなさい。
□本命予想問題
労働者災害補償保険の給付対象となる労働者は，適用事業所の正規雇用の社員のみであり，パートタイマー，アルバイトおよび日雇労働者は給付対象とならない。
【解答】②
【解説】労働者災害補償保険の給付対象となる労働者は，パートタイマー，アルバイト、日雇労働者など雇用形態を問わず、国籍も問わない。
■類題１
労働者災害保険の保険者は、政府（公共職業安定所）である。
【解答】②
【解説】労働者災害保険の保険者は、政府（労働基準監督署）である。公共職業安定所ではない。
■類題２
労働者災害補償保険（労災保険）の保険料は，労働者と事業主が折半で負担する。
【解答】②
【解説】労災保険の保険料負担者は事業主のみ。事業主が全額負担し、業種によって料率が異なる。労働者は負担しない。
■類題３
労働者災害補償保険（労災保険）は、労働者でないものは加入できない。
【解答】②
【解説】労災保険には、労働者以外の者であっても労働者と同様に働く者については、任意で加入できる特別加入制度がある。
□第２予想問題
定年退職者や自己の意思により離職した者の雇用保険の基本手当の受給資格は，原則として，離職の日以前１年間に被保険者期間が通算して６カ月以上あることである。
【解答】②
【解説】定年退職者や自己の意思により離職した者の雇用保険の基本手当の受給資格は，原則として，離職の日以前２年間に被保険者期間が通算して12カ月以上あることである。
解雇、倒産等の離職の場合、離職の日以前１年間に被保険者期間が通算して６カ月以上であればよい。
■類題
雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は，原則として60歳到達時点に比べて，賃金が80％未満に低下した状態で就労している60歳以上65歳未満の雇用保険の一般被保険者に対して，一定期間支給される給付である。
【解答】②
【解説】60歳到達時点に比べて賃金が75％未満に低下した就労者に対して行われる。
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