12年5月FP2級 実技(個人資産)第2問 予想問題 | 2017年1月22日試験対策 FP技能士2級・3級 最短最速一発合格講座【FP資格塾】(無料)

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それでは、FP2級実技(個人資産)の予想問題です。


(初めての方は、このブログの趣旨をプロフィールで確認していただいた上で、問題に取り組んでください。)


12年5月27日実施対応 FP技能検定 

2級実技試験 個人資産相談業務


【第2問】次の設例に基づいて,下記の各問(《問1》~《問3》)に答えなさい。

●本命予想問題(10年5月第2問出題)


(本文はこちらのURLを参照してください。)
http://www.kinzai.or.jp/rs/lib/question/pdf/20100523/fp02_j_kojin.pdf


《設 例》
Aさんは,余裕資金の一部を使って株式を購入することを検討している。
株式を購入する際には,税制やリスクの軽減などについて理解することが重要であるため,Aさんはファイナンシャル・プランナーに相談することにした。


《問4》上場株式等の配当等(発行済株式総数の5%以上を有する大口株主等が支払を受けるものを除く)に関する次の文章の空欄1~3に入る最も適切な語句または数値を下記の〈語句群〉のA~Iのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
上場株式等の配当等については,( 1 )所得税の確定申告不要制度を選択することができる。
また,平成21年1月1日以降に支払を受けるべき上場株式等の配当等については,確定申告をし,( 2 )課税を選択することにより,上場株式等の譲渡損失の金額と損益通算をすることができる。損益通算をしてもなお譲渡損失が残る場合は,毎年確定申告をすることにより,最長で( 3 )年以内の各年分の株式等に係る譲渡所得等の金額および上場株式等に係る配当所得の金額から繰越控除をすることができる。


〈語句群〉
A.金額の多寡にかかわらず   B.年間100千円まで   C.年間300千円まで
D.10%の源泉分離   E.20%の源泉分離   F.申告分離

G.2   H.3  I.5


【解答】
1)A(金額の多寡にかかわらず)
2)F(申告分離)
3)H(3)


《問5》株式の運用ポートフォリオにおける相関係数に関する次の1~3の記述のうち,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい(理由不要)。


1) 投資対象銘柄同士が互いにまったく関係のない動きをする場合,相関係数は「+1」となる。
2) 相関係数が「-1」の場合,ポートフォリオのリスクは,それぞれの投資対象銘柄のリスクを投資割合で加重平均したものとなる。
3) 相関係数が「+1」未満の場合,ポートフォリオのリスクは,それぞれの投資対象銘柄のリスクを投資割合で加重平均したものより低くなるため,リスクの軽減効果が得られる。


【解答】
1)×(投資対象銘柄同士が互いにまったく関係のない動きをする場合,相関係数は「0」となる。)
2)×(ポートフォリオのリスクが,それぞれの投資対象銘柄のリスクを投資割合で加重平均したものとなるのは相関係数が「+1」の場合)
3)○


《問6》Aさんは,下記の甲社株式および乙社株式を購入することを検討している。下記の〈資料〉に基づき,甲社および乙社株式を購入した場合の期待収益率を求めなさい。なお,解答にあたっては計算過程を示すこと。


〈資料〉
業 種        投資割合    予想収益率
甲社 医薬品製造業   70%      4.0%
乙社 サービス業    30%      6.0%


【解答】4.6%
70%×4.0%+30%×6.0%=4.6%


【傾向】2級実技試験個人資産相談業務第2問は金融資産運用設計からの出題。前回12年1月の問題は投資信託からの出題であった。頻出問題である株式投資の出題が過去5回連続ないということで、今回は株式投資を予想問題とした。


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●直近12年1月22日出題

(本文はこちらのURLを参照してください。)
http://www.kinzai.or.jp/rs/lib/question/pdf/20120122/fp02_j_kojin.pdf


【第2問】 次の設例に基づいて,下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。


《設 例》
Aさんは,以前,証券会社から勧誘を受け,MRF(マネー・リザーブ・ファンド)および下記のような国内公募株式投資信託を購入した。購入時には商品の説明を一通り受け,その内容について理解したつもりでいたが,その後かなり時間が経過したため,保有している投資信託の商品性などについて,すっかり忘れてしまった。そこで,改めて投資信託の特徴などについて,ファイナンシャル・プランナーから説明を受けることにした。


〈Aさんが保有している国内公募株式投資信託に関する資料〉

今回の収益分配金(1万口当たり)            800円
収益分配金落ち前の個別元本の額(1万口当たり) 8,600円
収益分配金落ち後の基準価額(1万口当たり)    8,000円
保有口数                           100万口

*当初1口=1円で設定
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。


《問4》投資信託の分類に関して,ファイナンシャル・プランナーが説明した以下の文章の空欄1~4に入る最も適切な語句を下記の〈語句群〉のア~クのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。


投資信託の分類方法には,いくつかの種類がある。MRF(マネー・リザーブ・ファンド)を例に挙げると,追加設定の有無により分類した場合,( 1 )型となり,分配方式により分類した場合,( 2 )型となる。
投資信託に組み入れる個別銘柄を選択する基準によって投資信託を分類する手法としては,現在の株価がその企業の利益水準や資産価値に比して割安な銘柄を組み入れる( 3 )運用という手法があり,また企業の成長性に着目する( 4 )運用という手法がある。


〈語句群〉
ア.単位(ユニット)   イ.追加(オープン)
ウ.予想分配       エ.実績分配      オ.確定分配
カ.グロース       キ.バリュー       ク.インデックス


【解答】
1)イ 追加(オープン)
2)エ 実績配分
3)キ バリュー
4)カ グロース


《問5》Aさんが保有している《設例》の投資信託からの収益分配金に関して,ファイナンシャル・プランナーが説明した以下の文章の空欄1~3に入る最も適切な数値を解答用紙に記入しなさい。
Aさんが保有している《設例》の投資信託の1万口当たりの普通分配金は( 1 )円となり,1万口当たりの特別分配金は( 2 )円となる。
また,Aさんが受け取った収益分配金の手取り金額(税引き後)は( 3 )円となる。


【解答】
1)200(8,800円-8,600円)
2)600(8,600円-8,000円)
3)78,000
(収益分配金800円/1万口×数量(100万口/1万口)-普通分配金200円×(数量100万口/1万口)×税率10%)


《問6》居住者である個人が保有する国内公募投資信託に係る課税関係に関して,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述①~③について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。


1) 不動産投資信託( J-REIT)からの収益分配金は,配当所得となり,原則として,上場株式等の配当所得と同様の取扱いとなるが,配当控除の適用はない。
2) 株式投資信託の償還差益および解約差益に対しては,一律10%の源泉分離課税により課税関係は終了する。
3) 公社債投資信託の償還差益および解約差益に対しては,一律10%の源泉分離課税により課税関係は終了する。

【解答】
1)○
2)×
株式投資信託の償還差益および解約差益に対しては,一律10%の申告分離課税により課税関係は終了する。
3)×
公社債投資信託の償還差益および解約差益に対しては,一律20%の源泉分離課税により課税関係は終了する。


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