はじめまして、ファイナンシャルプランナー(FP)小山です。

 

 

私は、現在40代。バツイチです。会社員をしながら活動をしています。10年超の昔になりますが、少し昔の私のお話を致します。おめでた婚で初めてお互い実家を出ての生活。なぜかその時、運悪く(?)会社で一番激務な部署に配属されていた、私。月200時間残業することもありました。そのため家事のフォローもまともに出来ず、元妻には迷惑をかけました。当然、正直まともにゆっくり休む暇もありませんでした。疲れとストレスから夫婦生活も気が付けば、夢と希望に満ち溢れた結婚とかけ離れ、『口を開けば、喧嘩となる』ことが多発していました。

 

 そして、遂に訪れたあの日、法事の段取りのことで妻と外で喧嘩をし、我慢の限界に達し、お互い実家に戻ってしまいました。

とは言え、何だかんだと言ってそのうち戻るだろうと高をくくっていたある日、離婚調停の呼出し状が届いたのです。離婚調停の呼出し状を読み終えた時、話し合いをせず離婚調停を申し立てた相手に私は、激怒しました。それと同時に「離婚となれば、人生終わり」という考えが微かに頭をよぎり、これから挑む離婚調停という得体のしれないものに対する急激な不安に襲われました。

 

 

 

 離婚調停が進むにつれ私自身、無頓着だったお金の問題に直面しました。先ず問題となったのは、婚姻費用分担義務でした。日本の法律上、夫婦は互いに生活を保持する義務があり、離婚成立するまでの生活費などを分担しなければならないのです。こちらからしてみれば、勝手に出ていったに等しいのに婚姻費用分担義務に基づき、代理人弁護士を介して支払いに応じるよう言われたときは、まさに寝耳に水でした。でもそれが権利として認められており、応じなければならないことであることはその当時知る由もなかったのでした。

 次に財産分与です。特に目ぼしい財産はありませんでしたが、避けては通れない論点の一つでした。経験してみて離婚時に分割しないといけないものが何と多いことか!

・預金(借金)

・動産(車、家財)

・不動産(住宅、土地)

・株など証券等金融資産

・保険金(学資・養老等貯蓄性の高いもの)

・退職金

・年金納付記録

 私の場合、交渉により結果としてほとんどが杞憂に終わりましたが、全部対応していたらと思うとぞっとします。とは言え、離婚となれば、お金を整理し、不要な支出から守る必要性に駆られ、自然とお金と離婚制度の勉強に迫られたのでした。

 

 

 

 離婚によりお金の洗礼を受け、マネー感覚が乏しいことを知った私は、ちょうどそのころファイナンシャルプランナー(以後、「FP」と記します。)というお金が学べる資格があることを知りました。学習内容も保険・税・不動産・年金と多岐に渡り、基礎知識を増やすには丁度良いものでした。

離婚によりたまたま自分の時間を得た私は、その貴重な時間を先ずFPという資格を取得するのに費やしました。

 

 勉強を始めるとスラスラと頭に入り、本業でのアドバンテージもあり、あっさり取得出来ました。FPの試験は、2つの指定試験機関で行われ、はじめに金融財政事情協会の試験を、後に日本FP協会の試験を受け、全て一発で合格できました。最上級のCFPや1級技能士の資格は、海外でのビジネスを想定しており、国内の離婚相談をしたい私には不要と考え、次のステップに移行しました。

 今では当たり前ですが、私が離婚でもめていた少し前に、離婚分割制度が創設され、開始となり話題となりました。今後の離婚相談に年金の知識は必須と考えた私は、年金で独占的な力を有する社会保険労務士の試験に挑戦しました。流石にこれだけは、合格までに800時間は平均必要と言われるだけあり、働きながらナカナカ時間を捻出できず、2回目の挑戦で何とか取得できました。

 この間、私は、子供と月に一度の面会がうまくできなくなっており、面会調停を月に一度対応しながらの学習でもありました。今となっては良い思い出です。

 最終ステップとして、私自身離婚という家族の危機に相談できる人がなかなか見つからず、不安に思った過去を思い出し、離婚相談に特化した離婚カウンセラーの資格も取得しました。

 

 

 現在は、家計診断・勉強会・個別サポートでお客様の離婚×お金の問題を二人三脚で解決しています。

例えば、「お金の問題があって離婚できない」という方は、過去の私が赤字体質から脱出できたライフプランニングを通じて、いつでも離婚できる貴方に変わるための必要なことをお教えします。

 また、「裁判などにはせずお金の問題をスッキリさせたい」という方には、裁判まで発展しないための準備と具体的にすべきことをお伝えしています。裁判まで発展し、離婚しても良い条件を得るとは限りません。

寧ろそれにより不利益を被る可能性が高いでしょう。一例を挙げれば、離婚後養育費が途絶えたり、面会をしてもらえなかったり.....費用ばかりでなく要する時間もお互い増加します。

 

 

 

 実は、良い条件で離婚したいなれば、調停で留めるべきなのです。そうならないようなコツをお伝えします。

他にも、熟年離婚・卒婚をお考えの貴方には、離婚後貯金と年金で今後一人で生活していけるかを予想しています。

貯金と年金分割で生活は可能かは、ケースバイケースですが、一緒に準備を始めましょう。

私がそうだったのでよく分かるのですが、離婚×お金って内容が内容だけに相談には勇気が要りますよね。

でも、貴方は、話すことで、苦悩を手「離す」ことができます。

「離婚の苦しみは、実際に経験した者にしか理解からない」そんな経験のある私に貴方が抱える辛い苦悩を預けてください。

そして、がんじがらめの毎日から脱出、あなたが望むべき生活を手にしましょう。

まずは、人生に必要なお金の勉強を一緒にはじめてみませんか?