みなさんこんにちは。
ファイナンシャルプランナーの芳村です。
もうじき桜も満開を迎えそうですね!!
京都は桜の名所がたくさんあるので、他府県の皆様は是非京都へ足を運んで下さいね!!
さて第16回目は【変動金利の仕組み】について簡単にお話しさせて頂きます。
前回は、変動金利と固定金利のメリット・デメリットを簡単にご説明させて頂きましたが、少しは参考になったでしょうか??
今回は変動金利の仕組みについてですが、そもそも住宅ローンにおける金利はどのよう設定されているのかご存知ですか?
現在の変動金は『年2.475%』です。
ここで「あれ?」って思われる方も多くおられると思います。今の住宅ローンの変動金利は『年0.57~0.75%』くらいの水準だと思われます。
では、一体この差はなんなんでしょうか・・・
そもそも住宅ローンにおける変動金は、基準金利(ここでは2.475%)から、各銀行が『優遇金利』というものを設定して『年0.57%』などの金利になっているんです。
このケースでいえば、実に『1.905%』が優遇されていることになります。
2.475%(基準金利)-1.905%(優遇金利)=0.57%(適用金利)
ということです。
ここで注意しなければいけないのが、この優遇金利と呼ばれるものは、基本的には最初の5年間に適用されるということです。変動金利では半年に1度金利は見直されておりますが、月々の返済額は変わりません。しかしながら、毎月の返済額は5年に1度、見直しが行われます。これがいわゆる
『5年ルール』と呼ばれるものです。
5年の間に、大きく金利が上昇してしまった時でも、月々の返済額は5年間は変わりません。しかし、半年に1度金利の見直しはされているので、金利上昇局面では、知らない間に適用金利が引き上げられ、毎月しっかりと返済していても、実は元本は減らず、金利部分だけを支払っているということも起こりかねません。
では、次に金利が上昇してしまった場合、次の5年間の返済額はどうのようになるのでしょうか。。。
例えば現在「10万円/月」づつ支払っているとしましょう。金利の上昇によって、月々15万円づつ返済しないと、ローンが期限までに完済できない状況となりました。しかし月々15万円も返済できないといった状況になるかもしれません。
そんな場合でも、返済額は「12万5千円」にしかならないんです。
これがいわゆる『1.25倍ルール』です。返済額が急激に上昇してしまうというリスクに対して、一応のリスクヘッジはできるんですね。国も銀行も消費者のことをしっかりと考えてくれてるんですね!
っと、思っていたら大間違いですよ。
実際に15万円づつ返済しないといけないのに、12万5千円しか返済しないということは、2万5千円づつ未払い利息が発生したり、今まで元本返済に回っていた金額の一部が利息返済部分に回ることで、元本が減らないという状況に陥ります。。。
金利上昇局面では、知らないうちに金利の返済額が増えるというリスクがあります。
※図解 変動金利の返済ルール
←わかりやすく説明してくれています
今から住宅ローンを組む方は、契約書をよーく見て、しっかりと確認して下さいね!不明なことはそのままにせず、ちゃんと担当者に問い合わせてください!
それ以前に、やはり固定金利にするのか、変動金利にするのかよく考える必要がでてきます。
今後数10年間、金利が上がらないとお考えの方は、変動金利がいいでしょう。そんな金利の事なんかわからないし、考えたくもないという方は、固定金利の方が合っているかと思います。
いずれにせよ、リスクを負うのは皆さまです。また、マイホーム購入は人生で1番高い買い物と言われています。金額が高いということは、それだけ利息の支払いも多くなるということですので、しっかりと考えて頂ければと思います。
またご自身で決めかねるのであれば、お近くのファイナンシャルプランナーに相談されることをお薦めします!