さて前回は住宅ローン減税の「最大控除額 = 実際の所得税が戻ってくる金額」では必ずしもないという話をしました。
どいうことかというと、もともと払うべき所得税がローン減税の最大控除額の水準もないという場合もあるということです。
例えば今年2009年に5000万円の住宅ローン残高があって、(5000万円×1%=)50万円の住宅ローン控除があるとします。しかし、もともと支払うべき所得税が30万円しかなかったら、戻ってくる所得税は30万円であって、50万円ではありません。
では、所得税は皆さんどのくらい払っているのでしょうか?
去年の源泉徴収票などがある人はそちらで確認ください。
ない人は概算ですが、下記の表を参考にしてください。
年収300万円→①38,800円 ②19,800円 ③800円
年収500万円→①108,500円 ②84,000円 ③65,000円
年収700万円→①261,300円 ②208,900円 ③170,900円
年収900万円→①570,100円 ②494,100円 ③418,100円
但し、
①は専業主婦の配偶者が1人
②は専業主婦の配偶者が1人と16歳未満の子どもが1人
③は専業主婦の配偶者が1人と16歳未満の子どもが2人
とします。
なかなか住宅ローン控除額いっぱい使える人は少ないというのが私の印象ですがいかがでしょうか?
なお、所得税から引ききれない分は住民税から引けるとなっていますが、こちらは上限が決まっており、最大で9万7500円となっています。
住宅購入を検討されている皆さん、ご自分のケースに当てはめて、大体どのくらい税金が戻ってくるか計算できましたでしょうか?やはり、住宅ローン控除が使えるからといって慌てて、家を購入するのではなく、家族構成・ご家庭のライフプランを考慮して、ファイナンシャルプランナーと相談しながら購入・購入額を検討することをお勧めします。