第2章 取引と仕訳、勘定科目
3.債権・債務
◆貸付金と借入金
・貸付金
資金を貸し付けた場合には、貸付金勘定の借方に記載し、返済をうけたときには貸方に記載します。
返済期間によって短期貸付金と長期貸付金の区分があります。
・借入金
資金名を借り入れた場合には、借入金勘定の貸方に記載し、返済したときには借方に記載します。
返済期間によって短期借入金と長期借入金、一年以内返済長期借入金の区分があります。
◆前払金と前受金
商品購入等の前金を受けたときには、前受金勘定を用い、内金を支払ったときには前払金(前渡金)勘定を用います。
◆未収金と未払金
商品売買以外の備品や建物、土地などの売買などの取引によって生じた未収債権を未収金、未払債務を未払金として処理します。
◆立替金
取引先などのために一時的に資金を立て替えた場合には立替金勘定を用います。
また従業員のために立て替えた場合には従業員立替金、取引先のために立て替えた場合には取引先立替金などの勘定科目を使用することもあります。
◆預り金
現金などを一時的に預った場合には、預り金勘定を使用して処理します。
また、源泉所得税や住民税、社会保険料などの区分ごとに源泉所得税預り金や社会保険料預り金等の勘定科目を用いることもできます。
◆仮払金と仮受金
現金などの取引でその内容や明細が不明な場合には一時的に仮払金勘定や仮受金勘定を用いて処理し、内容が判明した場合に振り返る形をとります。
◆商品券・他店商品券
商品券を発行すると商品券分だけ将来的に支払いが生じることになります。
そこで商品券という負債勘定を用いて処理することになります。
また、商品券を受け取った場合には、他店商品券という資産勘定を用いて処理しておき、実際に入金があったとき振り替えます。