お金の悩みから卒業するきっかけになりたい… Re:sta
広島市では6月27日「中国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表されました。
統計を取り始めた1951年以降で最も早く、平年より22日早い「梅雨明け」で、
わずか18日間の最も短い、梅雨となりました。
その影響は「春・夏・秋・冬」の四季を前提にしていたアパレル業界にも出てきており、
「春・夏(初夏・盛夏)・夏(猛暑)・秋・冬」の五季とし、一年の半分が夏シーズンになり、
季節の境目があいまいになり、20年前は約50日あった秋物販売期間が約30日と短くなり、
反対に夏は125日から160日と長くなり、厚手の季節衣料が売れなくなり、
軽量で重ね着できるものや、秋らしい暖色系の夏物など、新たな発想の商品も生まれています。
多くのアパレル企業は、中国から人件費の安い東南アジアに生産拠点を
移してきましたが、東南アジアから日本に届けるまで時間がかかり、
気候の変化に対応できず在庫が増えるリスクが出てきたため、
多少費用がかかっても日本との距離が近い中国で作ったほうが良いという
ブランドもでてきています。
そうなると、米だけでなく、衣料品も値上がりしそうですね。
最近の日本の夏はインドのデリーより暑く、日本の水族館には、他の国には
ないぐらい魚の種類も豊富で、巨大な魚も多く、日本にやってくる外国人からは
「日本は熱帯地方だ」と認識されているそうです。
私たちは毎年「観測史上初とか昨年より…」と昔とばかり比べていますが、
海外と比べると、私たちとは違う認識であることが、増えているのかもしれませんね。
確かに「今日は35度超える暑さになりそうです」と言われ
覚悟して行ったエジプトでも、思ったより過ごしやすく感じたのは
熱帯地方化した日本に慣れておかげでしょうか?
あとはエジプト並に湿度が下がれば、3500年後でも
日本文化を綺麗に残せるのではないでしょうか?