満75歳…自ら命の選択ができますか? | Re:staのブログ

Re:staのブログ

広島の家計改善家庭教師「マネーバランスFP」で人生をRe:start(再スタート)                             使いたいところにお金を使う!だって1度きりの人生なんだもん(⌒∇⌒)v

お金の悩みから卒業するきっかけになりたい… Re:sta

 

 

2021年の法改正により、2022年10月より、後期高齢者の一部の人に対する

窓口負担が現行の1割から2割に変更されます。

 

対象者は以下の両方の条件に当てはまる人です。

●同世帯の被保険者の中に、課税所得が28万円以上の人がいる 

●同世帯の被保険者の年金年収とその他の合計所得金額の

  合計額が以下に当てはまる人 

   <単身世帯>200万円以上

   <2人以上の世帯>合計320万円以上

 

ますます老後の不安が増してくる…ガーン

 

私はこの夏見た今年のカンヌ国際映画祭ある視点部門にノミネートされた

早川千絵監督「PLAN75」という映画を思い出しました 。

 

少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳以上の高齢者に

死を選ぶ権利を認め支援する制度「プラン75」が国会で可決・施行される。

その時人は何を選択し、どう生きるのか?

 

早川監督は「高齢者が主役では人が入らない、若い主人公に変えてくれ。

と言われたが、2000年代半ば以降日本では、自己責任という言葉が幅をきかせ、

社会的立場の弱い人を叩く空気が広がり、2016年には障害者施設殺傷事件が

起こりました。人の命を生産性で語り、社会の役に立たない人間は価値がないという、

他者への不寛容が加速すれば本当に「プラン75」のような制度が生まれるのではないか。

そんな未来は迎えたくないという想いがこの映画を作る原動力となりました。」

と言われています。

 

年齢で命の線引きをする話なんて高齢者は見たくないでしょ…と思って

映画館に行きましたが、平日昼間でしたが思いのほか高齢者の割合が

高くて驚きました。

そして、見終わったあとズーンと落ち込んだのは、逃げ切り高齢者よりも

私たち世代でした。ショボーン

いろいろな立場から「プラン75」という制度を考え、その後を想像し、生きるとは?を

考えさせられる、しばらくの間頭から離れない、最近の日本映画らしくない

素晴らしい映画でした。(機会があればぜひ!)

 

 

マネーバランスクリニック相談初期には「私そんなに長生きしたくないなぁ」と

言われていた会員さんに、おすすめしたところ、「病気になってもうダメって時は

尊厳死があればいいかもと思っていたけど、今と同じ元気な状態で、

自ら生死を選択する制度があったら…そんな怖い選択はできない」とガーン

 

そんな会員さんも毎年家計決算を継続することで、収支を確認し、足りないお金は

お金を働かして補っていく方法を身に付けられ、キチンと手入れすることで使っても

減らない魔法のような貯金箱を手に入れ、毎年ドンドンやりたいことが増え、

キャッシュフロー表が10年ずつ伸びていますてへぺろ

 

まさに「これぞ理想の老後生活!プラン75なんて不要!!」ですね

そんな人が一人でも増えていく…そんな相談を続けていきたいと思っています。


高いところに登り、海を越え、美味しいものを食べ、湯につかる…

私もまだまだやりたいことだらけなのでプラン75は必要ありません!!爆  笑

 

 

右肩上がりの人生右上矢印の人生をご一緒にビックリマーク… Re:sta