2日ほど前のニュースですが、
70歳まで継続雇用が、
話題になりました。
新しいキャリアデザインの議論。
70歳まで継続雇用
企業に努力義務
政府会議が方針示す
( - 毎日新聞 2019.5.15)
https://mainichi.jp/articles/20190515/k00/00m/010/189000c
いつか方向性を示すと、
言われてきた、
このテーマですが、
寿命が100歳まで伸びる可能性から、
人類史上、未だかつてない出来事に
政府も色々と試算に苦労していそう。
リンダ・グラットン教授の
LIFE SHIFTを発端に、
「老後」という解釈が、
いずれはなくなり、
今後は80歳くらいまでの
キャリアライフや、
天職だと思う仕事には、
生涯現役に向かう可能性もあると。
そういう意味では、
世界一を争う長寿国の日本において、
この政府会議は、
新しいライフデザインを考える上での
世界的に注目している、
テーマかもしれません。
こうした話になると、
その多くの議論は
「良いか悪いか」の判断を、
してしまう傾向にある日本人ですが、
ひとまずそうした、
良し悪しの議論の前に、
もっともな現実的な話と向き合って、
前に進める姿勢は大切だと思います。
仮にも100歳まで寿命が延びるなら、
とてもアバウトですが、
75歳くらいまで年金支給開始時期は
伸びていくのではないかと、
個人的にも思ったりしています。
70歳までの
キャリアデザインと
ライフデザイン
「叶えたいこと」に出会い、
それを「叶える」ために、
人生の時間がある。
と逆転の発想で考えるならば、
70歳では時間が足りないと、
意見をお持ちの方もいるのも現実です。
こうした豊かな人生観への、
頭のスイッチ、アイデア、
学び、工夫、寄り添いは、
FPにとっての、
一番の仕事だと思っています。
ではでは、今日はこの辺で。
MASANORI ODA