生命保険や損害保険は「ネガティブな事」が起きた時に、保険金というお金を受け取ることができる商品です。なので、将来「ネガティブな事」が起きる前に、生命保険や損害保険を契約して「ネガティブ」に備えます。

 

本来、喜ぶべき「長寿=長生き」すら、「長生き」をリスクと考え、個人年金保険などを「若い時」に契約します。

 

お子様が生まれた時に、お子様の将来の進学に備えて、学資保険や子ども保険の契約を検討する人は多いでしょう。お子様の進学は「ネガティブな事」と思う人は、まず、いませんよね。

学資保険や子ども保険は、保険商品の中でも数少ない「将来の喜び」に備えるための商品ですね。

 

そんな「将来の喜び」に備えるための商品にも。

「お子様に万が一のことがあった場合に、親が保険金を受け取れる」オプションが付いている商品があります。お子様に万が一、つまり「親より子どもが先立つ」ということですが…。

「ネガティブな事」には間違いありませんし、これに勝るネガティブはありませんが、

果たして、親に保険金は必要なのでしょうか?

まして、成人を迎えること無く先立ってしまった子どもなのに…。

 

では、なぜ、「親を受取人とした、子どもの生命保障」というオプションがついているのでしょうか?

 

ちなみに、

子どもに生命保険(=生命保障)を掛けるのは、日本だけのようです。

アメリカでは、とても考えられないことらしいです。