「夏休みはありません」という貼り紙

近所の開業医が「夏休みはありません」という
大きな貼り紙を掲げていました。
もともと、お医者様には「夏休み」が「ある」のが当たり前なのでしょうか？

そもそも。
患者は具合が悪いから、お医者様に診てもらいに通うわけですし。

病気やケガというのは、いつ症状が出るか分かりませんから。

夏休みのような長期のお休みというのは…。

日曜日や連休、年末年始には当番医があるので…当番医があれば、
そちらに診てもらう、という選択肢もあります。

が、当番医は掛かり付けのお医者様では無いし、
もちろん、カルテも無いので、あくまでも「緊急」や「どうしても」
という場合に限られてしまうと思います。

ところで、
お医者様の夏休み期間中、というのは…当番医はあるのでしょうか？

夏休みというのは…暑さゆえの休みなのでしょうから。
体調を崩す方も多いと思うのですが。

そうか。
あの「夏休みはありません」という貼り紙は
「当番医の代わり（？）ですよ」という意味も込められているのでしょうか？



「夏休みはありません」という一枚の巨大な貼り紙から、
いろいろなことを考える夏の黄昏でした。