平時忠が言ったとされる「平氏にあらずんば人にあらず」。
彼の晩年を見る限り、…そんな科白を吐いたことが、とても信じ難い。
平氏権勢の絶頂と共に、行き過ぎをよく表している。
と同時に一族の団結力も誇示していると言える。
平氏の権勢…。
全国に500を超える荘園、官位官職の独占、宋との交易による収益…ざっとこんなもんだろうか?
ところで日本史上、平氏一門を凌ぐ勢いを得た一族は他にあるのだろうか?
平氏への批判は…同時に嫉みでもあったのかも知れない。
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