歴史とは、
「常に勝者が勝者の視点で描き、そして勝者が残していく」…とは、著名な歴史学者の言葉では無く、場末の私の詞なのだが。
昨日の大河ドラマ「江」では、歴史に伝わる通り、石田三成が引廻しの上、斬首、そして晒し首にされた。
関ヶ原の戦いでの勝利によって、江戸幕府が始まり、265年も続いた。
だから、先に挙げた私の詞通り、石田三成の人物像も「勝者の視点」で描かれている。
石田三成は千利休や豊臣秀次を切腹に追い込み、朝鮮出兵では最前線に立つことはしなかった。
常に太閤殿下の傍で、その権威を笠に着て、威張っていた…これが歴史上の石田三成の描かれ方だろう。
しかし。
石田光成は、常に太閤殿下のそばにありながら、所領では善政を布いていたとも伝わる。
だからこそ、関ヶ原の後も、領民に支えられながら潜伏できたのだ。
また。
朝鮮出兵での補給やスムースな撤退なども、石田三成がいなければできなかった。
石田光成の生涯は、敗者として哀れな末路だが…石田三成が主人公の大河ドラマもまた、面白いのではないかと思う。敗者の視点の大河ドラマとして。
「常に勝者が勝者の視点で描き、そして勝者が残していく」…とは、著名な歴史学者の言葉では無く、場末の私の詞なのだが。
昨日の大河ドラマ「江」では、歴史に伝わる通り、石田三成が引廻しの上、斬首、そして晒し首にされた。
関ヶ原の戦いでの勝利によって、江戸幕府が始まり、265年も続いた。
だから、先に挙げた私の詞通り、石田三成の人物像も「勝者の視点」で描かれている。
石田三成は千利休や豊臣秀次を切腹に追い込み、朝鮮出兵では最前線に立つことはしなかった。
常に太閤殿下の傍で、その権威を笠に着て、威張っていた…これが歴史上の石田三成の描かれ方だろう。
しかし。
石田光成は、常に太閤殿下のそばにありながら、所領では善政を布いていたとも伝わる。
だからこそ、関ヶ原の後も、領民に支えられながら潜伏できたのだ。
また。
朝鮮出兵での補給やスムースな撤退なども、石田三成がいなければできなかった。
石田光成の生涯は、敗者として哀れな末路だが…石田三成が主人公の大河ドラマもまた、面白いのではないかと思う。敗者の視点の大河ドラマとして。