退職の挨拶も引き継ぎもせぬまま、前の代理店を辞めてしまいました。
最近、「元気にしている?」と「元の」お客様からご連絡を頂くことが増えました。
そこで、前の代理店を辞め、(株)fp ANSWERにて保険代理店を行う旨を伝えると、
「じゃあ、今度の更新から大泉さんのところで、お願いね」と嬉しいお声を頂くことが増えてきました。

お客様のおっしゃる「更新」とは…損害保険の更新を意味しています。

辞める前、新しい会社の構想をおぼろげに練っていた時。
「もう、損害保険代理店はするまい」と思っていました。
ナゼか?

当ブログの検索ワードに『損保代理店の未来』と言うのがあります。
これは「損保代理店に未来はあるのか?」と思われた方によるものと思われます。

ハッキリ言って『損保代理店の未来』はありません。損保代理店業は立派な「衰退産業」なのです。
だから、…辞める前は「損保代理店はするまい」と思ったのです。

ところで、衰退産業と言うと、ナニを思い出しますか?
ワープロ、ポケベル、そろばん、着物…他にナニかございますでしょうか?
でも、これらは完全に衰退はしていないですよね?
ポケベルは病院や介護施設のナースコールに活かされているようですし、
そろばんは「頭の体操」と言うことで教育やリハビリの現場で活躍中。
着物は「着付け教室」が何気に盛ん…。

かつては時流に乗り、まさに世の主役だったモノは、
社会から姿を消したようにも思えますが、それぞれ意外なところで立派に役目を果たしています。

衰退産業はライバルの多くが撤収しているわけですから競争相手も減ります。
加えて、これほど広く浸透している損害保険商品も、この度の地震保険をご覧いただければ
お分かりのように、正しい知識は普及していない。


滅びゆく損保代理店業界も…衰退産業にこそ、新たな道が開けると思っております。

(株)fp ANSWERは衰退産業にも果敢に挑戦します。