FPとして活動する前の、…前職の時代、

K王タクシーで交通事故処理の業務を行っていた頃、師業や士業の先生方と接する機会が、

一般の方よりも多かったと思います。医師や薬剤師、それに弁護士の先生方です。


そして、今は独立系FPとして活動しておりますが…。

FPの教科書にも、「FPは弁護士や税理士などのネットワーク作りは重要です」と書かれています。

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私の場合、具体的には、

弁護士の上野園美先生(小林裕美子さんの取材記事)と、税理士の樋渡順先生(共同でメルマガ発行中)にご指導を願っております。

また、仕事柄、他の士業の先生にもご挨拶させて頂く機会もございます。

たぶん、FPとなった今も、一般の方よりも士業の先生と接する機会が多いと思います。


士業の先生方は、学問を積んで、難しい試験をパスされた国家資格者ですし。

国家資格を背負ってお仕事をなさっていらっしゃいますから…。

私は、士業の先生方とお目にかかる時は、いつもメチャメチャ緊張してしまいます。


私がご指導を願っている弁護士の上野先生と樋渡先生のお二方に共通しているのは、

「専門用語を使わない」ことと「当方の思い込みをソフトに訂正して下さる」ことの2点につきます。

もっとハッキリ言ってしまうと「上から目線」で無いこと…です。

なので、お二方と接する時は、緊張が少しだけ和らぎます。


「上から目線では無い」。

実は、これはFP講師を勤める私にも、とても大事なことです。

講師として現場に立つと、主催者様はもちろん、受講者様から「先生」と呼ばれてしまいます。

いや、むしろ、先生と「呼ばれる」だけでは無く、先生と呼ばれて「持ち上げられて」

しまうこともしばしばです。

なので、どんなに持ち上げられても

「上から目線」にならぬよう、主催者様や受講者様と接するように努めています。


講師として現場に立った時に、主催者様や受講者様から「先生」と呼ばれていたのに、

時間の経過と共に「いな穂さん」と、「呼び方(呼ばれ方)」が変化することがあります。

「呼び方(呼ばれ方)」に変化が出た時…私は成功を実感してしまいます。


「人の振り見て我が振り治せ」と言う言葉があるとおり。

「上から目線」にならぬよう、(上述の)上野先生と樋渡先生のお二方と接し方と

お話のなされ方を学び、実践していこうと思いました。