どこの会社にも、同僚や同期に「先を越される」と言う話はあると思います。

ご他聞に漏れず、私のサラリーマン時代にもありまして。まして、私は昇進が遅れがちでしたし。

私が主任だったころに、同僚が副所長に昇進しまして。(でも、営業所は異なる)。

でも、不思議と「先を越された」と言う気持ちはおきませんで。

むしろ、「早く、ウチで副長(=副所長)やれよ」なんて、電話をしていたくらいです。

開き直りや不貞腐れでは無く、「一緒に仕事」をすれば、「営業所を盛り立てる」ことが出来る、

と心底思っていましたし、楽しみでもありました。


で、今は、私は、独立系のファイナンシャルプランナーで、個人事業主。

サラリーマンの出世のような観点で、

「先を越される」と言うのは「無いんじゃない?!」と言われそうですが、あるんだなぁ~、これがまた。

例えば、「法人成りをして社長になる」、「部下やスタッフを使うようになる」そして「メディアに出る」、

以上が、「FPとしての出世」です。

なので、私はFPとして「出世していない」んです。

問題なのは。

「先を越していったFP」が、「私と口を利いてくれなくなってしまう」ことかな。

メールをしても、返信が無い。

電話を掛けても出てもらえない…つまり、無視されるようになってしまう。

そんなFPが、ここ1年で、3人位います。

「出世」=「勝ち組」と言うことで、

「出世しない、いな穂とは違うんだよ」と無言の態度で示されているようなものです。


だが、しかし…。

裏を返せば、「出世」だの「勝ち組」だのに拘って仕事ができる、と言う証拠でもあります。

私がサラリーマンの時代、

私が勤めていた会社も業界も、役職だの出世だのに拘っている余裕は無かった。

私は、昇進は遅れて主任でも、

「常に、一人ひとりが所長の視点で、副長並みに仕事が出来るようでないと、戦力にならない」

と上司からも労働組合からも言われ、そして自分にも言い聞かせていた。

そのくらい、厳しい業界ですから。

労働組合の執行部から「いな穂は副長以上に仕事ができる」と言われた時は、嬉し泣きしました。


話はFPに戻しますが。

「出世したFPさん」…私のことは、無視して頂いて構いません。

今、私は「岐路に立つ」業界の真っ只中におりますから。

この不況下で、お客様に、どのようにお役立ちできるかを、問い続けておりますから。


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