昨年の夏に募集を知り、応募→オーディション→合格となり、

1月に稽古が始まり21日は舞台に出演してきました。

 

舞台はもちろん満員御礼大盛況で素晴らしかったんですが、

私的には稽古の内容を忘れたくないので書き残しときます。

 

私の役柄は旅館に泊まりに来る客C、だったんですがグループで

舞台に立つ区民さんと違って一人で役者さんと絡むポジションでした。

稽古中に山口さんに注意されたこと一覧。

 

●面白くしようとして演者さんが喋ってる間もちょこちょこ動く事に対して

→動いちゃうと気持ちが散っちゃうから動かない。立ってるだけでお客さん

は見てくれるのだから余計なことしない。

動きすぎるとセリフが遅れるからね。

 

●セリフを言わなきゃと気負いすぎてるときに

→食い気味にしゃべらない。これから言うぞって空気が客にばれるとしらける。

相手のリアクションを見て。相手の顔をちゃんと見て。

 

●区民皆に対しておっしゃったこと

→芝居をしようと思わない。しようとすると芝居から離れる。

いつもやってることをいつものように演じる。

稽古でやっていたことを本番でやってください。

プロの役者に感化されて本番で突然新しい事をしても上手くいかない。

 

●とある役者さんが言った事

→ここで一回舞台に立ったからって、オファーなんか絶対来ないから。

 

でした。

全部、見透かされてましたね。

言われた注意は芝居関係なく人生の中で身に覚えがあることなので居たたまれない気持ちでした。

ちなみに、動きすぎる、ってのは別の意味から思うと

フォーカスが定まらなくなるからなんだろうな。お客さんの目線を演者に向けさせなければいけないのに意味のない動きは邪魔になる。

お客さんは役者さんを見に来てるんだから区民のアピールはうざいだけよね。

区民のアクションに対しての役者のリアクションが笑いを生むんだよね。

役者の皆様がどんな区民の演技に対しても面白い突っ込みをしてくれるので

下駄を預けてのびのび自由に演じさせてもらえたのはとても素晴らしい経験でした。

 

また、山口さん作演出で舞台を企画する話が最後にありそれでまたオーディションもあるかもしれないって言ってたのでその時は応募しようと心に決めたのでした。