皆さま、こんにちは。
社会保険労務士の中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます
企業が正社員を採用しなくなったのは
仕事がどんどん機械化されて人間でなくては
できない仕事が減ったから‥というのも
そうだと思うのですが、
一番の理由は「人件費を膨らましたくない」ということでは
ないかと想像します。
正社員だと給与は固定だし、
賞与、退職金も一応出さないといけないだろう。
（賞与や退職金は労働基準法上は絶対ではありませんが）
だったらパートやアルバイトに置き換えれば
いいではないかということになってしまいます。
そして結構大きいのは「社会保険料」が抑えられる
ということです。
勤務時間を調整すれば社会保険に加入しなくて済む
場合もあります。
これが家族の扶養になれる人なら問題ないのですが、
そうでない人、独身のフリーターの人などは
国民健康保険と国民年金に加入しないといけません。
そして国民年金の保険料は高いので「未納」に
なってしまう可能性が高くなります。
ここまでは前置きです（長い）。
今回私が書きたいことは「健康保険」についてです。
さすがに「健康保険」を未納にする方は少ないとは思いますが、
こういう方たちって「健康診断」にきちんと行っているでしょうか？
国保だって「健康診断」に行って下さいよという通知はきます。
しかし会社のように労働時間に行かせてくれたり、
必ず行きなさいという強制力はないと思います。
もちろん「健康診断」に行く、行かないはある種自己責任かも
知れませんが、こういう健康診断に行かない人が増えて、
重篤になってから病院にかかると医療費が膨らむのは
目に見えています。
私もエラソーなことは言えません。
今の事態を招いたのは健康診断をきちんとしてなかったから。
私を反面教師にして下さいね。
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