給与の手取りが減ってる? | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

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家計管理と資産形成にちょっとした知恵を。

皆さま、こんにちは。
社会保険労務士の中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

25日が給料日という方多いと思いますが、
10月の25日に貰う給与の手取りが減っている方が
大部分だと思います。
但し、残業代などがあれば別ですが。

どういうことかと言いますと、
9月分からの厚生年金保険料の料率が上がってるんです。
一般の方だと16.766% → 17.120%となっています
(労使折半なので給与から徴収されるのはこの半額です)。
基本的には9月分の保険料は10月に支給される給与から
徴収されるので10月に貰う給与の手取りが減ります。

まずこれが1つ。

実はもう1つ。
これは全員ではないですが、
今年の4月から6月までの給与が多かった方は
健康保険と厚生年金の保険料が上がっている可能性があります。

これも9月分の保険料から。

例を挙げて言いますと
今まで23万円の給与だった方が昇給して
今年の4月から24万円になったとします。

23万円の給与の場合は「標準報酬月額」が22万円となりますが、
24万円の給与になると「標準報酬月額」が24万円となり
保険料が上がるのです。

給与計算していて感じました。
給与明細を見て不明な点は給与担当者に確認してみましょう。


標準報酬月額とは?という方はこちらを。



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