社会保険労務士試験の試験監督に決まった日のこと | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

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皆さま、こんばんは。
社会保険労務士の中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

2010年開業した年に初めて試験監督に応募しました。
楽しみに結果を待っていたら見事落選。
ちょっと落ち込みました。

そしてその年の7月の末近くに「がん」の宣告を
受けました。
早期ではないので転移しているかもしれないから、
即刻検査を受けるようにと紹介状を書いてもらい、
8月に入ってすぐ別の病院で検査を受けることになりました。

その日はかんかん照りの暑い日でした。
その暑い中を不安いっぱいで駅まで汗をふきふき
歩いていました。

そのときケータイが鳴りました。
見たことのない番号だったので誰だろう?
と思いながら電話に出ました。

知り合いの社労士の方からでした。
試験監督に空きが出たのでやってもらえませんかという
依頼でした。

もちろん喜んで!とお受けしました。
しかし‥実は一抹の不安もありました。
「がん」のことです。
その先生にはがんのことは言えませんでした。

もし「がん」が急に悪化して
突然穴を開けてしまったら
迷惑がかかる‥。
でも、試験監督はやってみたい。
葛藤しました。
今となっては笑い話かもしれませんが、
心の中では必死に当日絶対に倒れたりしないよう、
どうかその日だけはお願いしますと
祈ってました。


あれから3年が経ちました。
生きています。
今でもあのときの暑さ、セミの鳴き声は覚えています。
毎年社会保険労務士試験のシーズンになると
あの日のことを思い出します。




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