社会保険労務士の中村真里子です。
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先日のヤフーニュースに
「高額療養費」の改正案が出ていました。
現在は70歳未満で一般の区分に入る人
(ほとんどの方が該当すると思います)の
自己負担額は
80,100円+(医療費-267,000円)× 1%
となっています。
簡単に言いますと80,100円は最低かかると
いうことですね。
ここをもっと安くするというのが改正案だそうです。
この改正案を見て、わかってないな~と思ったのが
正直なところです。
この最低80,100円かかるというのは
当初3ヶ月間の負担額です。
もしもこれ以上治療が続くことになれば4ヶ月目から
44,400円となります。
私が思ったのはむしろこの4ヶ月目からの負担を
軽くしてほしいということです。
3ヶ月で治療が終わる病気ならばこのくらいの負担は
ある程度仕方ないことなのではないかと思います。
それよりも長く治療が続きそうな場合の
毎月の44,400円は家計に響きます。
ましていつまで治療が続くかわからないのなら
尚更不安が募ります。
最悪治療を途中で断念せざるを得ない可能性もあります。
そしてこれもたびたびこのブログで書いていることですが、
今の「一般」の区分の範囲が広すぎます。
年収200万ぐらいの人と800万ぐらいの人の
負担額が同じというのはどう考えても納得がいきません。
このあたりのことをもっと汲み取ってもらえないものでしょうか?
この声が届けばよいのですが‥。
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