皆さま、こんばんは。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます
先日こちらの本を読みました。
- ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)/文藝春秋
- ¥809
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基本的にこの本は新卒の若者が
「ブラック企業」に食い物にされているというのが
趣旨です。
長時間労働は当たり前、就職した後にまた選別される、
それも無茶苦茶な論理で。
そしてその闘いに敗れたら退職。
退職も普通に退職させてくれればまだよいのですが、
休職させてから自己都合退職にされてしまったり。
この本の興味深いところは、
これらブラック企業のツケを結局のところ、
この被害に遭った若者たちや
私たち国民が補っているとしていることです。
これはどういうことかというと、
明らかに会社都合による退職なのに、
自己都合とすることで雇用保険の失業給付が
すぐにもらえない。
パワハラにより鬱病を発症したとしても
労災としないことで本人が病院に行き、
健康保険で治療を受けるため、
治療費を負担しないといけない。
長時間労働や先行き不安な雇用により、
若者は将来に夢を描けなくなり、
結婚が遠のき少子化が進む‥
(これはちょっと論理が飛躍しすぎ?)。
賃金が安く据え置かれると、
サービスの質が低下し
それは消費者の不利益へとつながる
(介護業界の賃金の低さなどがその例)。
そしてもう1冊。
こちらの本も読みました。
- [新版]パワハラなんでも相談 職場のいじめ・いやがらせで困っていませんか/日本評論社
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こちらは判例が中心となっています。
この本ではセクハラについても説明がありますが、
セクハラはなかなか言い出せないで、
事が進んでしまってからやっと‥という
女性が多いそうです。
これらの本を読んだり周辺の人たちの
話を聞いて思うことですが、
ギリギリまで我慢する必要が果たしてあるのか?
私はやはり早い目に手を打つべきだと思っています。
身近な人に相談する、それでもダメなら専門家に
相談する。
おかしいな?と思うことがあったらひとりで
悩まないで下さい。
とにかく自分が鬱病になってしまってからでは
遅いのです。
以前に何度か告知させていただいたのですが、
女性で集まって「社会保険制度」のことや
他にも いろいろ社会で問題になっていることを
ワイワイ話してみませんか?
かた苦しい話は一切なしで。
よければご連絡下さいね。
それなりに人数が集まれば開催したいと思います♪
引き続き応援よろしくお願い致します!
働く女性、働きたい女性を応援します!
中村真里子
個人様向け業務
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