「試算表で診る家計診断」
皆さま、おはようございます。
本日はパワハラの判例をご紹介します。
概略です。
ある会社の事務員A子さんが後に入社してきた
B子さん、C子さんをいじめ退職に追い込んだことで、
会社はA子さんに対して解雇を言い渡しました。
A子さんは解雇は無効であると訴えを起こしました。
この内容がどうにもなんというか
言った言わないの話やいじめの内容もなんとも幼稚というか。
しかし問題は会社側がこの問題を再三B子さんやC子さんから
相談されたにも関わらず、適切な処置を取らなかったことです。
B子さんやC子さんに対して宥めている社長ですが、
肝心のA子さんに対しては注意指導を行いませんでした。
このあたりがなんとも日本の会社らしいというか、
なんとか穏便に済ませようとした社長の気持ちも
わからないではないですが、
結局A子さんを解雇することにという結果に。
その解雇理由もいじめの他に事務スキルが上がっていないという
これもどう考えても適当な理由をつけたとしか思えません。
結果裁判ではA子さんの勝利となりました。
問題は
・A子さんに対して指導しなかったこと。
・文書で事の経過を残していなかったこと。
などが挙げられます。
たかが女性のいざこざだと簡単に考えていたら
怖いということを教えられる判例です。
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