債券は金利が重要とは言っても

 

債券の魅力は高金利

それは間違いないけれど

 

 

金利だけに釣られてもいけない

 

証券会社の新聞広告でも以前から

こういうのよく見かけましたが

 

南アフリカランド 8% 5年

といった債券の募集

 

他にも 

インドネシアルピー トルコリラ メキシコペソ等々

 

問題なのは

 

満期償還の時の取り扱い

 

 

満期の時に円高だったら

 

高金利の債券も

満期償還の時の受け取り方がどうなっているか

 

そこは忘れずにしっかりと

事前に確認しておく必要があります

 

一番いけないのは

外貨建ての債券が

満期の時に円で受け取ることが決まっている商品

 

せっかく高金利を貰ったとしても

 

満期償還時の為替が円高だったら

儲けどころか元本割れになってしまいます

 

そんな時には

外貨のまま受け取れるような仕組みであれば

 

含み損ではあっても

円に戻さなければ

 

とりあえずは危険回避できます

 

新興国債券には

円受取と決まっているものが多くあります

 

これだけは手を出さない方が無難です

 

 

高金利=インフレ

 

 

そもそもなぜ高金利なのか?

 

と考えると分かりやすいことかもしれません

 

金利を上げるのはインフレになっているので

その抑制のため

 

ということですよね

 

ということは金利が高い国は=インフレ

 

インフレが収まったら

 

当然金利も落ちてきますし

 

通貨も安くなり始めます

 

ちょうど高いところから水を流すことと

同じイメージです

 

だから一番高い所にある可能性の高い

外貨建ての債券を保有するときには

 

しばらく円には戻せないかもしれない

 

と思って買う必要があります

そして、一度にたくさん買わないことです