オルカン、S&Pその後は 

 

NISAで人気と言えばこの二つ

オールカントリーとS&Pですね

 

その後は?
高配当利回りまたは高配当株式といったファンド?

 

SBIを始めいろいろな証券会社で

案内されていますし

実際人気も高くなってきています

 

 

高配当。耳に心地よい響きですが 

 

配当は企業の業績が良かった時、その利益を分配してくれる

というものであることは

ご存じの通りです

 

そんな企業を集めて作ったファンドが高配当利回りファンド

という訳ですが

 

もし、そこだけを見て良さそうなファンドだと選んでいたら

 

要注意です

 

 

良い業績が続くとは限らない 

 

たとえプライム市場に上場していて

有名な企業だとしても

 

その状態をずっと続けられるかどうか

と考えると

それはどうかな?

 

と思いませんか?

 

もし、何かのトラブルなどで

急激に企業の業績が落ちたら?

 

現実に思わぬ不祥事などで

あの会社が?というような企業が危機に瀕することは

 

これまでもありましたよね

 

 

配当が下がると株価も下がる 

 

業績が落ちれば、当然高配当は望めません

 

そうなるとどうなるか

 

高配当だった企業の配当が落ちると

 

多くの場合

 

その企業の株価も下落する傾向があります

 

そうなったら

 

保有しているファンドも影響を受け

基準価額が下がることになります

 

正に負の連鎖です

 

 

銘柄入れ替え 

 

ファンドにはファンドマネージャーという

プロフェッショナルが付いているから

 

常に見張って

危ない銘柄は入れ替えをしてはくれるでしょう

 

ですが、疑う訳ではないけれど

それが上手く行くかどうか

 

それはまた分からないことです

 

 

長期には置けないファンド? 

 

テーマ型ファンドが長期保有には向かない

というなら

 

この高配当ファンドはどうなんでしょう

 

入れ替えをしながらずっと続けて行けるならいいですが

 

そこのところ

個人的にはちょっと心配しています

 

さらに

レーティングの良いファンドを見ても

 

ここ数年の成績は良いですが

 

設定来5年以上のファンドの騰落率は

8年でも8%くらいのものが結構あります

 

高配当は続いていないということになります

 

分散と勉強も兼ねて少し持ってみる

くらいは良いと思いますが

 

これだけにあまり比重を置くことは

お薦めできないです

 

保有されている方は気を付けて

見守ってくださいね