2~3%の高金利
国内企業が発行する新発の社債
最近ちょくちょく見かけるようになりました
金利もまずまずで
格付けもまずまずで
定期に比べたら100倍以上の高金利!!
これまで定期しかしたことがなく
運用の皮切りを兼ねて
定期の延長線上でちょっと持ってみようか
という人には向いているとも思います
なのですが
ゆっくり考えてみると
それなりにいろいろ出てきます
まずは期間
買う側としては3~5年がいいかな
それ以上になると
よほど高い金利か
またはほかにも同様の社債を持っていて
3年後くらいに満期償還予定があって・・・
というのでなければ
待ち長いですよね
しかもその間にもしも・・・
のことがあれば返ってこないかもしれない
これが債券の最大のリスクです
債券の良さ
《やさしい債券のはなし》
で触れましたが
債券の良さは
何と言っても
デフォルト(債務不履行)さえなければ
決まった利息、決まった満期が来るから
途中で上がった下がったと気にしなくて待ってればいい
というところ
そう
デフォルトさえなければ
結構高い手数料
個別の社債を購入する人に
購入手数料はかからないことが一般的です
が、表には出てこない
販売会社に支払われる手数料は結構高いものです
この程度の金利にそんなに取るの?
だったらその分少し金利を上乗せしてあげればいいのに
と思ってました
非課税の枠を使えない
2~3%の金利が付いても
ここから20.315%は税金がかかります
こういう個別の社債は
NISAは対象外
だから実質1.4%~2.4%くらいになりますよね
投資信託でもいいかな
もしも・・・の心配をして
長い期間固定されて
利回りもびっくりするほど良くはない
NISAも使えない
となってくると
2~3%の高金利
の社債が最初はおっ?!
と思っても
だんだん見劣りしてきます
だったら手数料が低くて
同じような債券をたくさん集めて作っている
投資信託でNISAを使ってもいいかな
と思ってしまう訳です
