実は投資向きなひとの方が多い
自分の周囲に投資を始める人が2,3人出てくると
私は出遅れた?と取り残されたような焦りを覚えることを
FOMOと呼び
ここ数日この言葉を見かけます
それがなかなか動けなかった自分が動き出す
きっかけになるのなら
それはそれでよい機会とも言えますが
ここで慌てるように始める人
諦めモードに入る人
いろいろです
もう株も高値更新して今更やっても遅いんじゃない?
と言われますが
そうでもないですよ
特につみたてに関してはいつ始めても
遅すぎることはないと
言い切っていいと思ってます
元々コツコツ地道にという農耕民族のDNAを持つ
日本人はつみたてが得意な人たち
そしてコツコツつみたてるのが
一番安全且つ効果が高い運用方法だから
運用に向かないのは年齢ではない
確かに20代と60代とでは運用方法は
違ってきます
ここには誰も抗えない期間という最大の力の差があります
私が目安として相談者さまにお話しするのは
人生100年時代と言われますので
運用している全資産を100として
100%-実年齢(60歳)%=40%
年齢を安定運用(預金や預金に近い債券など)
残った割合を(この場合40%)を積極運用
くらいで考えてみることを提案しています
もちろん好みや経験などいろいろありますので
この範囲に収めるつもりはないのですが
何となくのイメージはしていただけるようです
年齢と好みを考慮しつつ運用の中身を変えていくこと
が必要なのであって
何歳になったから運用停止
というのではないかと思ってます
運用投資に向かないと感じたひと
私が現役で運用の営業をしていた時に
この人は投資に向かない人だなと感じた人の特徴で
共通するのは
自分で考えて決めない人
購入するときには
「どれがいいですか?」
解約するときには
「いつがいいですか?」
と相談してから自分で決めるのではなく
始めから自分で考えようとしていない人
このタイプの人は
購入後は「今の方が安く買えた」
解約後は「早く売りすぎた」
など何にしても不満を言う傾向にあり
○○さんが言ったから
○○さんと同じようにしたのに
と必ず第三者が出てきます
皆分からないから
粘土をこねるように
ああでもない、こうでもないと一緒に考えて
悩むことに関しては問題ないですが
最後は自分で決めないと
自分が一番もやもやすると思います
不思議なことに
こういう傾向の人はあまり運用成績が芳しくありませんでした
他の方と同じ銘柄の株や投資信託を保有していても
最終損益(トータルリターン)が損失だったり
かろうじてのプラスだったり
これは本当に七不思議のひとつ