50年の住宅ローン 

 

いくら長いローンだからといって50年は・・・

と思いきや

最近の住宅価格の高騰にあっては

 

頭金ゼロでボーナス払いも組みたくない

高給取りでもない

 

子どもも小さくこれからお金がかかる

 

となるとやはり無理のない返済額からすると

自然に40年から50年という住宅ローンになります

 

ただこの50年が使えるのも29歳まで30歳になると49年と

以後完済するのが80歳になるまでの設定となるので

 

希望通りに組めるわけでもない

 

また取り扱っている金融機関も35年まではたくさんありますが

40年以上となると幾つかしかないです

 

50年も家はもつのかな?とか 

日本が、経済がどうなっているのかな?

などということはもちろんありますが

 

毎月の支払に苦しむよりも

多少の余裕を持った返済計画を組みたい

という方は多く

 

繰り上げ返済を考慮していくなら

これはこれでありかな。

という感じです

 

 

いくらなら借りれる? 

 

 

実際の相談としては億ションを買う相談よりも

20代から30代くらいまでで

アパート代も高いので、それなら頑張ってマイホームに払いたい

 

でもどれだけ借りれるのだろうか?

という相談が圧倒的に多いです

 

これについては

詳細な金額を割り出そうと思うと

 

ライフプランを立て、マネープランを立て

そこから・・

 

というのが正しいやり方ですが

 

かなり手間がかかりますし

頑張って生活を見直してライフプランを立てたとしても

 

次に思うのは

果たしてこのプラン通りにいくのか?
ということ

 

結局じゃあどうなの?

という堂々巡りになることが多い

 

ここでいやになるのがほとんど

 

 

シミュレーション 

 

アプリや各社のホームページにも

借り入れ額と期間を入力すると

簡単シミュレーションできるようになっています

 

これは目安として使いやすいと思います

 

毎月いくらまでであれば住宅費として払っていけそうか

これはご自身でないと判断ができないことなので

 

悩ましいところだとは思いますが

検討してみてください

 

ただ、戸建てにしてもマンションにしても

月々のローンのほかに

 

固定資産税と修繕費用がかかることをお忘れなく

この分も計算に含めてください

 

 

無理をしないとマイホームは手に入らない 

 

金利も上昇してきて

そのうえ物価も高騰して

10年前よりも取得にかかる費用は倍以上になってきているとも

言われているこのご時世

 

年齢のこと、家族の生活のこと、いろいろ考えると

いつがベストなタイミングなのか

何もかもがちょうどいい。

ということはまずないですよね

 

正直無理なく今の生活のまま

移り住んで払えそう

 

という人は少ない

 

無理せずに家は買えそうにない

そんな時代だと感じています

 

あまりギチギチに返済額を設定するよりも

もし足りない月はどうやったら払えるか?

 

について考えておくことが大切です

 

 

ネットは安いけど・・・ 

 

ネット金融機関での住宅ローンの金利は安いけれど

手数料は安くないです

 

そのうえ

最初に(融資が下りた時)にその手数料全額を払う

システムになっているところが多いので

 

この分を考慮しておかないと

「え、そんな今すぐ高額な手数料払えって言われても…」

となるので要注意です

 

特に頭金なしで考えている人については

その分も融資希望額に算入しておく必要があるかもしれないです

 

ここは見落としがちで

対面の銀行と違うところです