やたらと自己責任で…って
新NISA直前になって
いろいろなメディアで投信のお話が盛りだくさん
そして最後に必ず
「ここに紹介したものはあくまでも一つの方法の紹介で
お約束するものではありません
投資は自己責任でお願いします」
って。分かってますって。
当たり前といえば当たり前だけど、
改めて言われると最後に責任放棄されたように感じるのは
私だけではないと思うな。
~って言われたから
確かに
これまでの15年を超える運用相談経験で
いろいろな方とお話してきました
○○さんがいいって言ったから
○○銀行の人が言ったから
等のきっかけで始めた
という人は少なくありません
それが順調な時には良いのですが
思ったような結果でない場合(途中経過でも)
後悔してしまうのも無理からぬこと
聞いても分からないから
ほとんどの人は遠慮して内容が分かるまで聞かないことが多い
分からないことは聴くのがいいと分かっていても
何度も同じことを尋ねるのは誰でも聴き辛いものです
それでも聴かなきゃいけないことですよね
大事なお金のことだから
そういう時どうしますか?
相手を信用してそのまま買ってしまいますか?
そうすると
後からマイナスの結果になったとき相手を憎みませんか?
ムダなことだと分かっていても
気持ちの持っていく所がないからついつい
明らかにいけない誘導をした場合はもちろんダメですが
そうでない場合、憎むべきは相手の人ではなく
その商品、しくみだったりしないでしょうか
FPに相談してみる
本当なのかな。
大丈夫かな。
このことを損得勘定なしに
客観的に見てくれる人いたら…
購入を決める前に相談してみようと思うのではないでしょうか
そこでFPです
FPには大きく6分野があります
資産運用は金融資産設計と言って6つの中の一つです
特にCFP®と呼ばれるFPは
かなり詳しく勉強し、また取ったら終わりではなく
ブラッシュアップが条件ですから
仕組みについては資料があれば理解・説明ができます
が、6つも分野があり
それぞれ内容も専門なものですから
人によって専門分野が違うというのも事実です
専門分野が分からない時には相談内容を言えば
それならこの人とまた仲間を紹介してくれます
独立系のFPであれば
何かの商品に誘導するようなことはしないと思いますが。
保険に誘導されるから…
というお話もよく聞きます
そういう時にははじめに《保険の相談はしない》と
言っておくのもお勧めです
たとえそこで相談料が多少発生するとしても
将来の損失額と気持ちの損失には代えられないことも多々あると
思います
一人で考えることは大切ですが
悩むことまでしなくてもいいと思います。
そうして最後に決めるのが自分
ここで初めて自己責任
じゃないのかなと思います