たまに初めて生命保険の話をしたお客様にこう聞かれます。
「私はいくらの死亡保障に入ればいいんでしょう?」
答えは、
「今の時点ではわかりません、これからサイズを測ってみましょう。」
そうなんです。
保障額なんてものは目に見えないので、
その方がどんな生き方をしていて、万が一死亡したときには遺された家族が
どんな生き方をするか聞かないとわからないはずです。
ということは、
保険に加入する前に
・遺された家族はどれくらいの生活をしていくのか
を考えた上で
・貯蓄がある。
・住宅などの財産がある。
(住宅ローンを払っている途中でも)
・国の保障である遺族年金がある。
(加入している年金制度や家族構成によって違う)
・勤めている会社の福利厚生制度がある。
なども加味して、
本当に足りないところに生命保険を設計すれば良いのです。
人によっては充分足りていたりします。
多すぎる部分はムダにお金を払っていることになります。
もし少なかったら、
万が一があった場合に遺された家族が困ることになります。
しかし、最近の年金問題で遺族年金制度も信じられないという方も
いらっしゃいますが、その不安もわかりますけどね(^^;
一般的にこんな家族構成で、年齢はこのくらいで必要保障額はいくらです。
ということを書いてある雑誌などを見かけますが、
あくまで平均値というか、一般的なことでしょうから
それがそれぞれのご家族の必要保障額にはならない訳です。
家を買うときには、一般的にみなさんこんな家を買いますよ。
これくらいの金額でも払ってますよ。
と言われて家を買う人はいないですよね。
(この例が当てはまるかどうかは別として(^^;)
このブログをご覧になっている方にも
いろいろなご意見の方がおられるでしょうけども、
私はこんな考え方で仕事をしています。