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「積立は毎日?月1?年1?」
積立NISAを続ける上で、意外と迷うのが「積立の頻度」。
実は、積立のタイミングをどうするかによって、投資成果に差が出ることもあるんです。
今回は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の過去データをもとに、毎日・週1・月1・年1という4つの方法を比べながら、それぞれの特徴や注意点をわかりやすくご紹介します。
積立の頻度で、リターンはどう変わる?
基本的に、積立の頻度が高いほど、リターンが安定しやすい傾向があります。
たとえば、年に1回だけまとめて買うよりも、月1回や毎日こまめに買った方が、価格変動の影響を平均化しやすくなります。
一見するとわずかな差ですが、これが10年・20年と積み上がると、最終的な利益にもしっかり差が出ることも。
実際にどれくらい差が出る?20年間のシミュレーション
オールカントリーの過去50年間の**平均年利はおよそ6.7%**です。
このリターンをもとに、毎年36万円(=月3万円)を20年間積み立てた場合の運用結果を比較してみると、以下のような違いが出ます:
年1回の積立(毎年36万円一括):約1,490万円
月1回の積立(毎月3万円):約1,520万円
毎日積立(毎営業日約1,365円):約1,535万円
頻度を上げるごとに、最終的な評価額はじわじわと増えていきます。
この差は、毎回の購入価格をうまく分散できる「ドルコスト平均法」の効果によるものです。
毎日積立のメリットと魅力
毎日積立は、その日の値動きを気にせずに淡々と投資できるのが大きなメリット。
価格が高い日もあれば安い日もありますが、毎日積み立てることで、結果的に高値づかみのリスクを減らし、平均的なコストで購入できます。
また、「買うタイミングに悩まない安心感」があるのもポイント。
精神的な負担が少なく、初心者でも続けやすい方法といえます。
年1回の積立はメンタル的にきつい(ことがある)
一方、年に1回だけの積立は、その1回のタイミングにすべてを委ねることになるため、もしその日が「たまたま高値」だった場合、その後しばらく資産が目減りしたまま…ということも。
長期投資ではあるものの、一時的に大きな含み損を抱える場合もあり、不安に耐えかねて売却されるかたもいます。
「自分に合ったペース」で、気楽に続けよう
積立投資において最も大切なのは、リターンを最大化することより、「長く続けること」。
そのためには、気負わず取り組めて、コツコツ続けやすい方法を選ぶのが一番です。
中でも、毎日積立は価格の分散効果も高く、ストレスも少ないのでおすすめ。
最近では、1日100円から自動積立できる証券会社も増えており、誰でも手軽にスタートできますよ。
次回予告|NISAってなにがそんなにお得なの?を解説します!
次回は、話題のNISAについて深掘りします。
「特定口座で同じ金額を運用したら、どれくらい差が出るのか?」
数字で比べて、NISAの本当のすごさを実感していただける内容です。どうぞお楽しみに!
補足:
上記の運用シミュレーションは、利回り6.7%・年36万円の積立・運用期間20年という前提で計算した概算です。実際の運用成果を保証するものではありません。