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マネーコンシェルジュ
川口 幸子(ゆきこ)です。
予想通り英国がEU離脱・・・。
昨日から、お客様からの
お問い合わせが来ております。
英国民投票は「欧州連合(EU)離脱」が、多数を占める衝撃的な結末となりました。
英国と欧州各国の40年余の結束に、「NO」を突き付ける歴史的な判断で、世界に激震が走っています。
各国の中央銀行は、大規模な資金供給で市場の動揺を抑え込む構えです。
人口学的な要因も大きなインパクトを与えそうです。
大規模な移民によって、状況が根本的に変わらない限り、ドイツ、イタリア、スペインの人口は減少していくでしょう。
フランスの人口は、若干増加したあとで安定に向かい、英国の人口は目に見えて増えていくでしょう。
おそらく2050年以降に、英国の人口がドイツを上回るかもしれません。
英国は、おそらく欧州で最大の経済規模を持つ国となって、GDPではブラジルとインドに抜かれるのは確実。
ただし、フランスとドイツは抜くでしょう。
英国と日本の関係は変わらない。
英国に投資する日本企業には、意を強くしてほしいです。
ここで声を大にして言っておきます。
たとえ、EUから離脱しても、英国はEUとの緊密な貿易関係を維持するでしょう。
それにEU離脱は、英国にとっての万能薬ではないとはいえ、一連の機会になることは間違いありません。
忘れてならないのは、欧州のほとんどの国々とは違い、英国の人口統計が有望であることです。
先述したように、これから20年もすれば、英国は欧州で最大の経済規模を持つ国になっているでしょう。
そして、EUにとどまるにせよ離脱するにせよ、英国は間違いなく日本からの投資を歓迎し続けるし、日本の親しい友人・同盟国であり続けるでしょう。
一部報道抜粋含みます。
川口 幸子