どうなる?パート労働者の社会保険 | FPパパの子育て&お金のはなし

FPパパの子育て&お金のはなし

2児のパパでもあるファイナンシャルプランナー(FP)廣江淳哉が書く子どものおこづかい日誌(育児日誌)、子育ての気付き、節約術、おすすめの本などについてのブログです。

■どうなる?パート労働者の社会保険


最近、お客様からもよく質問いただくこの問題。現在ご主人の扶養内でパートをされているからは年間103万円や130万円に抑えていることとと思います。


前者の103万円以内だとご主人が税金の控除を受けられます。そして、後者の130万円以内(ご主人が加入している健康保険組合に要確認)だとご主人の扶養内に入れ、社会保険(健康保険や年金)の掛金負担はありません


税制の方については情報が入っていませんが、社会保険の扶養内の枠が130万円から縮小される方向で検討されています。


最終案と言われている者では、年収80万円以上、週20時間以上勤務、雇用期間1年以上で、従業員が1001人以上の企業で勤めるパート労働者が社会保険の加入対象になる、つまり扶養内には入れなくなるそうです。ちなみに、上記で対象になる人は50万人だとか。


ただ、扶養に入れなくなった場合に健康保険や厚生年金の掛金負担が大変だという話を聞きますが、個人にしてみれば将来や万一時の年金額が増えるというメリットがあるということもお忘れなく。企業にとっては負担のみですが・・・。


上記はあくまでも政府の最終案であり、決まったことではありません。また正式に決まったら、当ブログでも紹介したいと思います。