1世帯当たりの負債額 | FPパパの子育て&お金のはなし

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2児のパパでもあるファイナンシャルプランナー(FP)廣江淳哉が書く子どものおこづかい日誌(育児日誌)、子育ての気付き、節約術、おすすめの本などについてのブログです。

1世帯当たりの負債額


昨日は貯蓄だったので、今度は1世帯(二人世帯)平均の負債額についてです。


昨日同様、総務省の平成21年度全国消費実態調査からのお話で、世帯主の年齢別の数値から。(  )内の数値は住宅・土地に関する負債額と負債保有率です。


25歳未満 125万円  (79万円 ・ 6.0%)

25~29歳 401万円  (352万円 ・ 17.5%)

30~34歳 739万円  (692万円 ・ 33.9%)

35~39歳 1,003万円 (952万円 ・ 49.1%)

40~44歳 1,050万円 (980万円 ・ 52.6%)

45~49歳 888万円  (812万円 ・ 51.3%)

50~54歳 713万円  (612万円 ・ 45.2%)

55~59歳 479万円  (378万円 ・ 33.5%)

60~64歳 319万円  (206万円 ・ 19.5%)

65~69歳 234万円  (138万円 ・ 12.9%)

70~75歳 155万円  (88万円 ・ 9.3%)

75歳以上 113万円  (61万円 ・ 5.0%)


見方の例としては、世帯主の年齢が35~39歳の世帯の平均負債額は1003万円で、住宅・土地に関する負債額が952万円。差額の51万円はその他の負債ということになり、車のローンや奨学金の返済などが考えられます。また、世帯主の年齢が35~39歳の世帯で住宅ローンを借りている割合は49.1%。


30代になってから住宅ローン借入率が上がっていくことから、30代以降に住宅を買う人が多いと予想できます。また、60歳以降はその割合が10%台となることから、60歳の退職と同時に住宅ローンを完済している人が多いことも推測できます。


統計って、いろいろ見えてくるので、面白いですね。


ちなみに、この負債の額も前回調査の平成16年比で-7%。住宅ローンや車のローンなどを利用する人が減っているということで、消費の停滞が予測されます。




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