いつかきた道、歴史は繰り返す
今週はアメリカ大統領選挙直前と言うこともあり株式相場は荒れ模様です。600ドル、200ドルと下がって120ドル上がったと思ったら900ドルのダウン。
そして金曜日も一時500ドル程度のマイナスからー150ドルまで切り返して終わりました。トータルとしては結構は下落幅です。
個人的には金曜日に大きなマイナスになったところでZMを買ってみました。462ドル付近です。
朝起きてみて予定通りダウは切り返していましたがZoomは下がっていました。まあ、金利の上昇機運ですから仕方がないところでしょか。長い目で見ることにします。
これだけ大きなダウンになるとポートフォリオが崩れている人も多そうです。まだまだわかりませんのでお気をつけください。
今日は投資経験も15年以上になると『またか』と思うシーンをTwitterで見ることが多くなってきましたのでそんなことをブログにしました。
題して『いつかきた道 投資の失敗とは』です。
今年はイージーな相場だった
世界中を襲ったコロナはこれまでの経済を一変させるほどの威力がありました。いまだにスペイン、フランス、ドイツではロックダウンの話が出ているほどです。
日本でも飲食業や観光、旅行業を中心にかなりの影響が出ており緊急融資でその難を凌いでいる方もたくさんいらっしゃいます。
その一方で株式市場は3月までは大荒れでしたがその後の回復は物凄いものがありました。特にナスダックは戻りも早くGAFAやテスラ、Zoomを中心としたスター銘柄も多く出ました。
このおかげで相当投資成績が好調な方が多いです。それはツイッターやYoutubeなどをみてもわかります。
保険なんか無駄だと言うのを見ると『またか』と思ってしまいます。でも今回はまたかでは済まないかもしれません。
インフルエンサーと言われる人の動画をみて信じている人も少なくないからです。そんなアホらしい毎度の光景をみながら投資の失敗はお金のことだけではないことを思うわけです。
では投資の失敗はお金のことだけではないとは何でしょうか。それもまたツイッターやYoutubeでたくさん見ることができます。
それは『人格の崩壊』です。みていて痛ましいです。投資はうまく行くとお金が増えます。そう、お金が増えるとそれに慣れていない人は天狗になってしまいがちです。
投資がうまくいっていない人に向かって馬鹿扱いはよくあるのですが儲かれば法もモラルもコンプラもどうでもいいみたいな人が続出しています。
人格とは何でしょうか。これを私が語るにはあまりにも人生経験が足りなすぎる。
でも社会通念上共同生活をしていく上での振る舞いと解釈しています。なぜなら人間は1人では生きていけない動物だからです。
老人たちが1人で住んでいるのを見るにつけ『寂しい』と言うのは全てにおいて動物てきによくないです。
お金が増えることにより他人がみんな馬鹿に見えて『金融リテラシー』を語り出したらもうそれはそこまできています。
人格が壊れると人生も壊れていきます。ましてや今はお金があるからいいかもしれません。いつの日か下落相場となりお金まで無くなったらどうでしょうか。
株式投資は個人的なものです。他人にひけらかすものでも見下す道具でもありません。
静かにひっそりとやるものです。そんなことを思うのですがいかがでしょうか。
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人生は人との出会いでしか変われない
永野FPオフィス FP永野 修
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