つみたてNISAで教育資金は本当に大丈夫なのか? それってつまり・・・ | 助太刀いたす!熊本で唯一の住宅ローン専門FPオフィス

誰だそんなことを言っているのは?

 

今月は本当に忙しい月でした。ようやく夏のおわりとともに時間が取れるようになってきました。そしてブログをかく時間ができました。

 

慌ただしく過ぎていった今月ですが少し驚いたことがありました。それは教育資金の話です。

 

今までは教育資金といえば『学資保険』とお約束のように話が出ていましたが今月3件違う話が出てきました。それは教育資金をNISAで作るというのです。

 

『いつから株式投資は楽勝になったんだ?』

 

確かにリーマンショックから早13年たちそこからはアベノミクスと言いながら上昇相場が続いていました。

 

つまりここ13年以内に投資を始めた人は上昇相場しか見ていないのです。つまりコインの片側鹿見ていないのです。

 

ではコインの裏側とは何か?それは暴落ではなく下落相場です。だらだらと下がっていく下落相場。これが何よりも怖いのです。

 

そんなコインの片面、しかもこれから株式投資を始めようという人が教育資金をNISAなんて本当に可能なのだろうか?

 

確かに長期でみれば上がっているが

 

今も言ったがリーマンショックから13年でしょうか?教育資金なら少なくともあと18年後の資金需要の話です。

 

ということはあと18年株式相場は上がり続けるということでしょうか?それって現実的は話でしょうか。

 

もちろんドルコスト法なのでずっと上がり続けなくても理論的には運用益は出ます。理論的には、です。

 

もし私のようにもう15年以上投資をしている人にとっては可能な話かもしれません。下落相場も暴落も経験してきましたので今回のコロナ暴落を楽しめる余裕もあります。

 

でも話をしているのはまだ投資経験のないと言っても等しい人の話です。となればその結末は想像に難くないです。

 

投資の成果は何で決まるのか?それははっきり言って『メンタル』と『資金量』です。特にメンタルは絶対的要素です。

 

例えば暴落は突然やってきます。しかもものすごい負のパワーを持っています。100万円溜まった段階でそれがきた場合どうなるでしょうか。

 

100万円が80万円になり、60万円になり50万円になり。そんなの耐えられますか?メンタルの強い人は耐えられるのです。

 

そんなメンタルありますか?その答えは投資経験15年以上の人だけが答えられる問いです。

 

ちなみに私は『ない』のですぐに逃げます。

 

今回のコロナも逃げてました。そう、チキン野郎です。だから株式相場で生き残れたのです。

 

本当に誰だよ

 

株式投資の素人さんにそんな話を堂々としているのは?本当に投資経験15年以上ある人の話なのか?個人的にはそんな単純ば問題ではないので信じられないのですが。

 

まあ、それでもその話がうまく行った時、すなわち今より18年後にはお金が増えていると言うのだからそれはみんな幸せな時代と言えます。

 

本当にくるのだろうか?

それって現実的な話?

 

せっかく株式投資をするなら勉強してからにしませんか?株式投資は誰でも簡単に儲かるものとは違います。甘くないです。それだけははっきり言いたい!!