私の会社では、今流行りのクラウドを活用した、
新市場作りを議論する会合を開いてます
クラウドになると、ITに詳しくなくても、いろいろなサービスが使えるようになります。
スマフォのアプリなんかもクラウドだよ。
そんな会合の主催をしているのが、こちらの津田さん。
「笑って~」って言ったらぎこちない笑顔で、なんか不自然( ´艸`)
日本にクラウドを普及した第一人者です。
日本の産業が衰退する中で、IT産業を盛り上げようと、
日本のために頑張っています。
クラウドって、手元にサーバーを置かずにサービスだけを利用できるので、
専門知識がなくてもいろいろなサービスを使えるようになるのです。
その手元になくなったサーバーが、どこにあるかというと、
(会社にもあるけど)「データーセンター」と呼ばれるところに置かれているんですねぇ。
「データセンター」は、狙われると企業が提供するサービスが停止してしまうので、
一般的に場所は公開されていません。
これはFacebookのデータセンターらしい。
様々なシステム機器が集結してます。
例えば、身近なところだとアメブロやFacebook、楽天、amazon、
たまにつながらなくなったりするのは、
データセンターにあるシステムやネットワーク上で、
何かトラブルがあったりすると、画面がフリーズしたりしてしまうのですが、
別にお買い物ができなくても、生活に支障はありません。
でも、銀行や、証券取引などの金融システムが止まると、
振り込みができなくなったり、株式売買などの取引が止まってしまいます。
企業の倒産や膨大な損失につながりますよね。
ATMも止まっちゃうよ。
(これはほんの一例だけど)
震災では、自治体にある住民基本台帳といものが、
紙や手元にあるシステムで管理されていたので、
全て津波で流されてしまったので、生存確認をするのに、
連絡のしようがなかったそうです・・・
ですが、一部の自治体は、止まらないデータセンターに預けていたことから、
通信の復旧とともに、次の作業にすぐ移れたんですって
それなので、震災以降急激にクラウドの重要性が認識されて、
一般にも普及される言葉となったんです。
それを17年前から推奨していたのが津田さんなのだ
こうしたサービスが止まらないように、データセンターの中では、
ITリテラシーを持った方々が運用管理をしてくれているのです。
見えないデータセンターには、(上の画像のように)たくさんのシステム機器があって、
多くの人が24時間体制で運用管理してくれているのですが、
これも一つの事業となっており、現在ではこのコスト競争が激化してます。
建物のお金、ハードのお金、人件費、通信費、電気料金など様々なコストが掛かっているんですよね。
アメブロやFacebookなどは、こうした運用コスト
(データセンターの賃貸料ってとこかな?)を低価格で抑えて、
無償サービスをして、人を集め、広告宣伝費などで収入を得ています。
無料やアプリなど安い値段でサービスを提供するには、安いデータセンターが必要なわけ。
そして、そんなデータセンターに現在多くの外資系企業が参入してきています。
私たちのように、サービスを受けている側は、
別にサーバー(データセンター)がどこにあってもいいですよね。
そうなんですよ~、データセンターって、どこにあっても良いので、
コストを抑えるために、海外のものを利用したりします。
Facebookなんかはアメリカにありますよね。
で
海外のデータセンターを使うとね、膨大な通信料を外国に支払うことになるんです
●兆円だかって規模で日本のお金が海外に流れてしまってるんですって。
ということで、津田さんは、競争力のあるデータセンターを国内に作って、
(富士通や日立、NECなど様々な日本企業も持っているけど高い・・・)
日本国内でお金を回そうとしているんです。
だけど、データセンターだけを作っても、使う人がいないと困るので、
津田さんが研究会を主宰し、新しいクラウド市場を作ろうと日々全国を駆け回っています。
食品や衣料など見えるものについては日本製の良さを理解してますが、
サービス(IT)について日本製がどうのと気にしたことってないですよね
でも、日本の産業のことを考えると、少し意識して欲しいなぁと思います。
見えない部分は仕方がないけど、できるだけ日本のもの使って欲しいなぁと思います。
そのためには、日本企業が海外勢に負けないサービスを提供しなければならないので、
集まったメンバーでいろいろなテーマで会話をしているんです
こちらは、世界初の技術「高速DBエンジン」を持つベンチャー企業と組んで、
こちらは、日本のメディアを新しいものにして行こうと議論をしている研究会。
持っているリンゴは、復興支援のつながりでご紹介頂いた、
陸前高田の林檎です。
東北の復興もそうだけど、日本の経済的復興も絶対必要。
少しでも多くの人に、理解してもらえると嬉しいなぁ。