コミュニケーション能力向上のために 第14回
「聞く」ことの重要性 まとめ
今まで12回にわたり、
「聞くことの重要性」というテーマについて、
お伝えしてきました。
そして、今回は、
このテーマの最後ということで、
簡単にまとめをさせていただきます。
まず、「きく」には、
「聞く」「聴く」「訊く」の3種類があり、
「聞く」は「音として聞いている」、
「聴く」は「相手の本当に
意図している点を理解する」、
「訊く」は「相手に質問などをして、
本質的なところを、
確認したり、探り出したりする」 と、
各々の意味は大きく異なることについての内容でした。
次には、「目で観察する」ことも重要であり、
相手が言葉で言っていることと、
相手の姿勢、表情に違和感があるときは、
相手が意図していないとしても、
本心とは違っていることもあるため、
有効な質問によって本音を引き出すことも、
大切なことである旨をお話ししました。
三番目は「良い聴き方」として、
「受動的な聴き方」では、
「黙って聴く」「うなづく」「促す」、
「能動的な聴き方」では
「繰り返す」「要約する」
「気持ちを汲む」があり、
各々の方法などについて
説明をいたしました。
四番目には、聴いた内容について、
意見などを言うときに、
「しかし」や「でも」という言葉で始めずに、
「そうすると・・・」「そして・・・」、
「そういうことなら・・・」など、 相手に
「話の内容を肯定的に受け入れている」と、
意思表示する言葉で始めていただくことを、
お勧めしました。
こうすると、
その後に否定的な内容に移っても、
聴く耳をもってくれて、
さらに話を続けてくれるでしょう。
五番目としては、相手の「表情」、
「姿勢」「動作」を真似ること、
「ペースを合せる」についてお話ししました。
このことにより、相手は皆さんに親近感を覚え、
話の続きを聴かせてくれるでしょう。
最後は、「相手の鏡となる」ことによって、
相手の話を
「心から最後まで聴く姿勢を持つ」ことの
重要性と、苦手な方が身近にいる場合は、
可能な限り、その方の「良い面はどんなところか」を、
数多く探すことによって、
関係を良好にさせることができるという方法を、
説明いたしました。
以上、「聞くこと」に関し6つのポイントを、
まとめさせていただきました。
全てを一度に覚えることは難しいと思いますが、
少しずつ試して、覚えていただければ、
皆さんの「聴く」という能力は鍛えられ、
周囲の方とのコミュニケーションも、
格段に良くなっていくと思います。
以上、「「聞く」ことの重要性」のまとめでした。
次回に続く。