果たして自分の子供にそれがどれほどの効果があるのか無いのか。
マニュアル通りになんていかないのが育児。
臨機応変に「うちの場合は」あれはOK、これは効果なし等とやってきたけど。
そんな中うちでは、やっぱり効果が出るのは悲しいかな、「教えないこと!」(´_`。)
もちろん教えてあげなければ、覚えるはずもないのだけど、要は「教える!」と気張らず、教えたことを確認しないということだろうか。
例えば、ひらがなを覚える時期なら教えるというより、どちらかと言えば一方的にリズムよくちゃっちゃと指さしながら「あ・い・う...」と流してしまう。
書き始めなら、「あ はこうやって書くのよ」と教えて書かせようとするよりも、見てる前で一方的に「あ・い・う...」と描いて見せるだけといった感じ。
教えると、ついつい言わせてみたくなったり書かせてみようとしたりしたくなるけど、それは後の楽しみにとっておく

そんなことを繰り返しやってると、ある日突然やってみたくなるようで、見よう見まねで書いてみたりし始める。(このある日突然...がいつかわかんないから忍耐もいるんだけど

間違ってようがなんだろうが、「おお~っ!!すごいじゃんっ!」と大げさに喜んでみる。
間違いを正すなんて年中さん年長さん以降でいいんじゃないだろうか。よほどのことがない限り。
ひらがな・カタカナ・数字・ローマ字...覚えてほしいものはなんでも見えるところに見ようが見まいが貼っておく。
絵本は読もうが読むまいが、破こうがいつでも取り出せるところに置いておく。
そして、絵本の読み聞かせ。
うちも例外なく毎夜毎夜、寝る前に読まなければ私を解放してはくれないけど、3歳ごろからやっていることがひとつだけある。
だんだん長いものまで(くまのこウーフ、ぼくだけしってる、エルマーのぼうけん等々)要求してくるようになり、しかも読み切らなければ寝ないので次なる作戦を開始した。
to be continue...だ。
途中まで読んだら、強制的に「...でした。ハイっ。続きはまた明日。おやすみ~」
と本をバタンっと閉じて、電気を消してしまう。
最初の頃は、しつこくもっと読んでとか色々言ってたけど一切とりあわず、
「ね~!続きが気になるね~。mini meも読めたらいいのにね~。残念だね~」
と毎回同じセリフ。
ぶぅぶぅ言ってたけど、何日か経った頃(まだこの頃はちらほら読めただけ)静かだなぁと思って様子を見に行くと、必死に続きを読もうと本を開いてぶつぶつ言っていた。もちろん読めない部分もあるある。
それからはあっという間に読めるようになった。
そして機械的な字ばかりでいいの?と思いつき、交換日記なるものをはじめた。
もちろんいつも正確な字ばかり見てきたので、手書きの字になると途端に読めなくなってたけど、気にせず書き続ける。ママが書いた文章なんて気になるはずよね~。
そしてお返事は、最初の頃は絵やら宇宙語だったけどいつの間にかかなり書けるようになっていた。
こうなったら子供は早いっ

字を書き始めてからは、
mini me: 「べ ってどうやって書くの?」
私: 「へ にてんてんだよ」
mini me: 「へ ってどうやって書くの?」
私: 「貼ってあるやつ見てみたら?」
ぶぅぶぅ言ってる事もあったけど、面倒な思いして自分で調べれば、嫌でも覚えるでしょ。
その後カタカナは一切教えてなかったけど、読みたい、書きたいの一心で勝手に覚えたらしい。
これに気を良くした私は、なんでも6割位でやめることに味をしめた。
とにかく何でも途中まで。
桜の花を描こうとして、
mini me: 「どんな花だっけ。どうやって描くの?」
私: 「たしかこんな感じ...あれ?どうだっけ?わかんないや。外行って拾って来てみてよ。わかったらママにもおしえて♪」
mini me: 「え~!!ママ知らないの~?」
張り切って出て行った。
mini me: 「土曜日まであと何日?」
私: 「今日は〇〇日の水曜日だよ。カレンダー見て数えてきてよ。ママにも教えて!」
mini me: 「もう、ママは何にも知らないんだから~」
張り切って見に行く。
私の「教えない勉強法」とmini meの「教えたい勉強法」
バランスとれてるわぁ~
