講談社学術文庫の『墨子』浅野裕一を読んだ。
 

 

 

墨子についてまとまった本を読んだことはなかったので、初めて全体像についての話が分かって、興味深かった。

義、兼愛、天、鬼神など、キーワードもたくさんあって、一度には消化仕切れないが、天を性(人間に内在するもの)とすることができずに、あくまで上から人間を規定するものとして捉えたところに限界があった、との指摘は興味深い。
儒家はむしろ人間の本性について語る。
古代中国の封建制に範を求め、義を語り、天を説く墨子は、他方でかなり堅固な教団を形成していくのだそうだ。

徳とか善性とかを中心に据える儒家とは人間の扱い方が違っているとも見える。
ただ、人間の本性とかが思想に染みこんだり人間からしみだしてくるとなると、ロジックとしてはもはや人間次第、みたいなことにもなるだろう。
墨子はそういう風にはならない。

また、法家思想とも異なる。

義と天、そんなに悪くないじゃない?と思う。
ただ、外部というか上からゴリゴリ天の理を「義」として押しつけられてばかりいては、教団も息苦しくなるんじゃないかと心配だ。
法家思想の秦や、儒家の漢に潰されていった、との記述もなるほどね、と分かるような気はする。
戦国時代に存在感を示していた墨家が、忽然と時代からその姿を消してしまったわけだから。

墨子というテキスト自体は、あまり読んでいて楽しくないな、抄訳されている本を斜め読みしてそんな感想は持った。

兼愛とか非攻の考え、儒教の儀礼や葬送の儀式への反発など、要素としては今からみて分かりやすい。

ただ、正しさを外部の天とか義とかに設定してしまうと、こなれないというか、硬直していくよねえ。
それもまた、分かるような気もする。
墨子の思想を総合的に考えるのは難しそうだけれど、浅野さんの解説はけっこう分かりやすい。
ちょっと古代中国の思想を散策してみたくなった。

いわきFC×福島ユナイテッドのトレーニングマッチを観てきた2025/05/26(Mon.)

写真は15加瀬選手。相変わらずかっこいい💕

26坂元選手は、精悍になって戻ってきましたね。
試合でも勇姿をみたいな。

初めて友人と二人で観にいったトレーニングマッチ、意外に楽しかったです。

日曜のベガルタ仙台戦と似た感じのシステムだったでしょうか。名前は分かりませんが、50番代の学生さんですかね?みんな頑張ってました。51番?52番?の選手がゴールしたのかな。53番の選手も目一杯はしってましたね。
 

リーグ戦の緊張と熱狂もいいけれど、まったりとトレマを観ながら過ごす平日の昼間も贅沢な時間でした。

 

大倉社長、そしてトップチームのレギュラー選手も何人かメインスタンドで観戦してました。
みんなマジメかっ!心底サッカーが好きなんだね💕
オフだから写真は載せませんけど。

なかなか勝ちきれずにいるいわきFCに、フレッシュな戦力が加わってくれることを期待!

10年以上利用していたgoo blog

 

がサービス終了するというので、ブログをAmeba(こちら)に移設しました。

カテゴリーを移してくれないのが難点ですが、1000個ちょっとなので、ゆっくり数ヶ月ぐらい昔のブログを見直しながらカテゴリーを付け直していくのもいいかもしれません。
ずっと書かない時期があったり、夢中で書き込むことがあったり、遡っていくとそれはそれで自分史的には面白いです。

まあ個人のメモ代わりなんですが、誰か数人でも読んでもらえればただのメモとは違う意味を持つだろうということでぼちぼち書いています。

これからもぼちぼち書いていきます。

三日ほど前、昼間気持ちよく走ってきてそのときは気づかなかったのだが、夜、コンビニまで入金しようと思ったところ、バッテリーが上がっていてエンジンがかからない。不思議だと思っていろいろ見ていくと、テールランプがほのかに点灯している。
しかし、ライトやフォグランプが点灯したままだと、キーオフ時にアラーム音がなるはず。
どう考えてもそれは鳴らなかったし、スイッチを確かめても切れていた。

翌日はキャンプにいく予定で、コペンにソロ用グッズをキレイに詰め込んででかけようと思っていた計画は変更を余儀なくされた。

キャンプから帰り、昨日クルマ屋さんに電話をしたところ、ジャンプスタートのバッテリーを持って家まで来てくれたのだが、全く反応なし。
ブースターケーブが家にないので、今日の朝一でもう一度来てもらった。
エンジンをかけたところ、たしかに赤い丸目の可愛い(苦笑)テールランプが点灯している。
「これじゃだめですよね」
ということで、エンストしないように注意しつつ車屋さんまで行ってみたところ、ワークスの方はさすがで
「これ、ブレーキランプが点灯しっぱなしだよ」
とのこと。ブレーキのオンオフの部分でスペーサーのような物がブレーキについていて、本来ゴムだから壊れないはずなのだが、それが硬化して割れてしまい、ブレーキを踏まなくてもブレーキランプのスイッチが入ったままになっていたのだという。

別の部品代用で直ちに直してもらったので、助かりました。
日曜は軽で動きたいところがあるので(笑)。

しかし、退屈しないですねえ。古いクルマと付き合うというのはそういうことなのだ、と分かってきました。

きちんとした整備をする聖地の整備士さんは、ミッションオイルの漏れとか、足回りのゴムブッシュの硬化、クラッチの踏みしろの少なさ、マフラーのサビなど、指摘してくれましたが、地元のディーラーでほぼ同じ年式を乗っている営業の方は、

「ミッションオイルが漏れてたら車検とおりませんけど、滲んでいるのはまた評価が違います」

「クラッチは、またれならしばらくはいけるでしょう。やぱくなったら交換しますか」

と、下駄代わり用途の私にはありがたい助言。
きちんとした整備の高い水準と、なんとか次の車検まで低空飛行で乗り越えたいという高くない水準と、両方がだんだん見えてきた感じがしました。

どちらの整備の方も、
「駐車しているところがコンクリートだったら、クルマを動かしたときにオイル漏れがないかどうかだけは気を付けてください」
と教えてくれました。

しかし、クルマを長くのっているし、一つのクルマで20万キロちかく走ったりもしたけれど、ブレーキランプのスイッチのところのゴムが割れてつきっぱなしになった、なんて話は聴いたことがありませんでした(笑)。
なにせ、これはキーを切ってもつきますから、直さなければただちにバッテリーが上がってしまいます。っていうか、整備不良ですよね。

いろいろ出てくるものです。
次はなにかなー(^_^;)