(この写真は24山下優人。6/21の試合の写真だったかな。推しです!)

2025/09/01現在、この記事を書いている。

7月から8月上旬にかけてのリーグ戦中断以降、5戦戦って

3勝1敗1引き分け。
得点は11

失点は4

そして直近は相手に得点を許さないいわゆるクリーンシートでの2連勝。


今のいわきFCは強い(笑)。

間違いなく強い。

中でも、直近8/30(土)の今治とのアウェイ戦、は素晴らしかった。5連勝中の今治に対し、前からプレスをかけてほとんど前を向かせず、ほぼシュートまでもっていかせない中、枠内シュートを連続して前半終了間際に得点した前半は、本当に素晴らしかった。
もちろん今治も力のあるチームだから、後半は攻撃力を強めてきたが、決して引くことのない攻撃的なディフェンスを最後までやりきってのクリーンシートで価値ある勝ち点3を獲得した。
今週末試合がないのが残念でしかたがない。
うれしいのは、前線からの守備、そしてそこからのボール奪取、すばやく時間をかけずに敵陣に進み、得意のセットプレーに持ち込んだり、あるいはその流麗なワンタッチのパスの流れからゴールに至る……もう素晴らしいの一言だ。
なぜ素晴らしいって、いわきFCらしい攻撃的なサッカーがピッチで実現されているからだ。
熊田のポストプレー、ボールの保持力もステキだし、前に位置している山下のボールさばきもほれぼれする。
石渡の奪われずにドリブルで敵の守りを切り裂いていくステップも見事だし、五十嵐の今やゴール枠を外すことのないシュートも圧巻だ。山中も左サイドで輝いているし、柴田も攻撃的なMFとして、ボール出し手としてかっこいい(ミドルシュートも最高)。
ディフェンス陣も、GK佐々木が入ってから安定度を増し、遠藤の怪我による長期離脱が報じられたときには不安が高まったが、中断後の堅い守りは、その不安を一掃してくれた。

谷村海那(J1へ途中移籍)と遠藤凌(怪我による長期離脱という攻撃・守備の要を失って一時はどうなることかと思ったが、むしろ若手たちの競争で適材適所が進み、各ポジション複数の選手が競い合う環境が整ってきた。
監督やコーチ、スタッフ、社長のチーム全体を見ていく目の確かさと、その中で必死に成長しようとする若いいわきFCの選手たちとの力が相まって、今の好調が実現しているのだろう。

これから全勝してプレイオフに、といった妄想も膨らむが、

今は何よりもJ2で次の特別大会に臨める可能性が高まったことを素直に喜んでおこう。

 

面白い。
いわゆる「界隈」の極端な立場からの議論から距離を置き、戦後80年の今、「あの戦争」を問い直す、という姿勢は、多とすべきだろう。
いいこともしたがわるいこともした、ああすれば戦争は回避できたのに、あいつ(ら)が悪かったのだ、といった「界隈」の議論を、新書版らしく簡明に説き直している仕事に一票。
もちろん、私自身は著者とはかなり立場が異なる。
だが、そういう議論の前提となるプラットフォームを提示してみよう、という試みは、もっと多くあっていいのではないか。
右「界隈」も左「界隈」も、否定するなり肯定するなり、この著者の議論の基盤に呼応してもうすこし真ん中でガチャガチャやっておくといいんじゃないかな。
少なくても賛成党のような「トンデモ歴史観」にたやすく吸い込まれることからは、自由になれるはず。
支配の構造、再現性のない歴史、意思決定のシステム、世界情勢と日本の動きなどなど、に対する批評的視点はどうやって確保できるのか。
単なる狭い整合性の中での「界隈」の正しさは、ちょっともうごちそうさま、なんだよね。
 

正しくなろうとすると狭くなる。

 

そうなる前に、視野を広げていくためには、AIとか使うのも一法かもね。

ただ、その上で、身体を伴った人間として思考を広げ、高め、深めることは必要だし、それは決して簡単ではない。

まあでも、一読はお勧めしていいのかな。
YouTubeで検索・視聴する方が簡単な人はそっちでもいいと思います。

ハードトップのアクチュエーター修理を終えて、どこでもいつでも(雨の日以外)屋根を20秒で開閉できようになった。

屋根が動かない問題を抱えるコペンユーザーは、ぜひ千葉県長生郡のコペン専門工場「わだち」にアクセスしてみてください。7,7000円で完璧に直りました!

感謝しかありません。

 

それ以来、雨以外はほぼほぼコペンで毎日どこかを走るようになりました。

 

とにかく、まるで公道を走れるゴーカートのような乗り味、走り味がもはや病みつきです。3000回転から5000回転あたりで加速すると、本当に気持ちよく4気筒ターボが回ってくれます。

ターボが効いてくるのがその辺りなのかな。

 

その下はトルクがでませんし、その上も回すほどには変わらない感じでしょうか。

きもちよくその帯域を保ってギアを選択すると、もう本当に楽しいかぎりです。

急な坂道の低速域は2速じゃないとつらいかも、ですかね。

40km/h以上なら3速か4速。

5速は巡航オンリーですね。

でも、ギアを選択しつつ走るMTの愉しさを、40年ぶりに味わっています。

 

もっとはやくマニュアルで運転する人生を味わえばよかったなあ。

 

でも、16年まえに購入した初めてのオープンカー、マツダのNCロードスターは、諸般の事情で6速ATでした(やむをえない)。自分一人が運転するわけじゃあありませんでしたからね。

 

運転支援機構は全くありませんから、むしろ運転自体を楽しむゴーカートの趣きがあり、ぼーとクルーズコントロールでに頼るより、「マジメ」に運転できる印象すらあります。

車間も取るし、合流時のシフトもちゃんと考えるし、クルマとの対話も濃厚です。

 

発売から20年経ってようやく出会えたよろこびは、深いです(^_^)。

 

もしコペンに乗ろうか、乗るまいか迷っている人がいたなら、是非一度、と勧めたいです。

それもできればL880Kを。

現行型はちゃんとしたクルマなので当然旧型よりは「良いクルマ」ですから、それだけにこのゴーカート感覚の味は薄いと思います。

もちろん、ロードスターでもS660でもS2000でも、ビートでも、屋根の開くクルマには違いありません。

 

世の中には2種類のクルマしかありませんからね(笑)。

もちろん、屋根の開くクルマとそうでないクルマ。

クルマの運転ができるうちにぜひ前者を手に取ってみてほしいです。

 

アルゴリズム、をキーワードに、 

 

検索エンジン

ECサイト(楽天とかAmazonとか)

レビュースコア(食べログとか)

Xなどのタイムライン表示のノウハウ

 

についてその基本となるアルゴリズムをおさらいした後で、

 

プラットフォーム資本主義について

広告モデル

手数料モデル

を例にとりながら、物を売るというよりもむしろユーザーそれ自体を「商品化」していくプラットフォーム資本主義の課題について話が進んでいく。

 

読みやすく、現状のアウトラインを平易に説明してくれるから、誰かに話をしたくなる面白本でもある。

 

課題は、

プラットフォームが充実すると、自分の欲しい商品や求める情報が手に入りやすくなり、また容易に発信できるようになるという恩恵ももちろんあるが、他方で

情報流通量が「オーバーロード」してしまい、それに対して人間の認知資源は限りがあるから、結果として人が注目するということを、みんなが奪い合いするようになる「アテンションエコノミー」が進行する点にある、と説明する。

 

システム1(速い思考)とシステム2(遅い思考)

※ダニエル・カーネマン

 

のうち、人はシステム1(速い思考)、手っ取り早く答えを得る方に傾いていき、それをアルゴリズムが強化してしまう。

 

エコーチェンバー

フィルターバブル

確証デバイス

アルゴリズムによる強化

などが陰謀論を拡大させたりもする。

 

それから、商品を売るだけでなく、

「アドネットワーク」(裏で動くプラットフォーム)

にも触れている。

docomoIDでログインしますか?
Googleでログインしますか?

というのは、その「アドネットワーク」の情報収集になっている?

つまり、ユーザー情報を収集してアルゴリズムの精度を上げるのに使われているということ。

 

つまり、オブジェクト(商品)ではなくサブジェクト(主体)がそもそもデータベース化の対象になっている。

 

友達や家族がプラットフォームにログインしているところを横から眺めてみると、出てくる画面が違うことに気づく。

 

だから、真実とフェイクを区別しようとするのは情報リテラシーに過ぎない。

メディアリテラシーは、我々のインフラになっている一見透明なプラットフォームが、不透明化する場面をきちんと捉えて思考していくことが大事だ。

プラットフォーム業者が悪だ、という話ではすまないだろう、と。

 

まあ、そんな展開になっていきます。

 

ここらあたりを整理しておきたい方にはお勧めの1冊。

ぜひどうぞ。

この試合の前まで、ロアッソ熊本対いわきFC 過去の試合結果は2勝2敗。
いずれもアウェイチームの勝利となっていたしかも両チームの得点を合わせると4試合で23点。一試合平均5.75と常にに点の取り合い。

×いわき3-4熊本

熊本0ー6いわき〇

熊本2ー4いわき〇

 

実は、熊本戦に限らずいわきFCはなぜかホームでの勝利が少ない。今回、初めてホームでの勝利を味わうことができた(しあわせ)。

 

それにしても毎回乱打戦になるのはなぜか、と素人ながら考えてみると、両チームの戦い方の特徴によるところが大きそうだ。

熊本は律儀に自陣から短いパスを繋げて、手数を多くしながら相手ゴール前に人数をかけていく様子が今回もみられた。
 

それに対してわがいわきFCは、自陣でパスを繋げる熊本に対して、高い位置、前から激しいプレスをかけ、相手ゴール近くでボールを奪って攻めるのが基本だ。

プレスをかけて前がかかりになってくるいわきの選手を交わして素早いパスを繋げば、常に前掛かりになっているいわきの裏を取って攻撃ができる。中盤なのかサイドなのかは別として。

それに対して、いわきはそのパスをカットできれば、最初から前に人数を駆けている分、分厚い攻撃ができる。

 

そして、今回みているとどちらもマンツーマンのガチンコ対決は望むところといった戦い方が多かった(ような気がする)。

 

前回ホームでいわきが圧倒されたときは、いわきの選手がボールを持っている選手にプレッシャーをかけるまえに、素早く熊本選手が次々に短めのパスを繋いでいき、いわきは概ね後手後手に回るということが多かった(ような気がする)。

 

それに対して、今回は5-1といわきが熊本を圧倒したわけだが、熊本の陣地内で、熊本の選手のショートパスのコースを未然に防ぎ、自由にさせなかった印象だ。
 

それでも熊本が右前に張っている塩浜選手にボールを出せば、割と熊本はチャンスを作れていた。ただいわきも石田がそこに対応して、そう簡単に自由にはさせなかった。

 

しかし、(もちろん)なにせいわきの守備は人数が戻るまで1対1で敵を止めなければならない作戦上の前提があるので、そこを破られるとGKと一対一の瞬間がどうしてもでてくる。

 

だから、早坂であってもJUであっても、そこで出るのか出ないのか、という勝負を迫られることがある。これは作戦上の必然だ(苦笑)。
キーパーが若手しかいない今年のいわきは、その難しい判断を若手にさせているという弱点がどうしても拭えない。
なぜキーパーを3人しか置かなかったのか。ベテランが引退することは事前に分かっていたのに、なぜ補強できなかったのか。
実はいわきFCの苦戦の一要因は、FKのベテラン不在ががるのではないか。

そんな風に私のサッカー友人の奥さんが(鋭くも)指摘していた。
早坂やJUを攻めるまえに、いわきFCサポは、GK若者オンリーの体制を作ったフロントの不備を指摘するべきなのかもしれない。
まあ、この体制でやる以上、3人を育てていくのが大切なこと。
そういう意味で、JUに勝ち星を与えることができた今日の攻撃陣は、ぐっじょぶ、といえるだろう。
 

それにしても熊本は律儀にボールを繋ぎ、しかも中央のスペースを十分に使わず、右サイド中心の攻撃に終始していた印象だ。
それは逆に言えばいわきFFCの中盤から前のマンマークやプレスが機能していたということなのかもしれない。

 

熊本、いわき両チームの戦い方をみて感じたことは、自分たちのスタイルを持っているということは大切だが、それを続けて行くと、強みが出たときは勝ち、そこを逆に回避されたり潰されたりしたときは負ける、ということの繰り返しになってしまう。
継続的に勝つためには、自分たちのスタイルを墨守するだけでは足りないのだろう。

 

いやしかし、90分倒れない走りきる「魂の息吹くサッカー」の旗印は掲げ続けて欲しい。
もちろんいわきFCは、チームとして一ミリもぶれてはいない。
J1昇格した清水戦で大敗したときの田村監督のコメント

「うちが守備をして失点を少なくしても得られるものはない」

がいまだに脳裏に残る。
 

熊本の大木監督もまた、秋田の吉田監督と並んで、ぶれないサッカーの代表だろう。
 

身びいきかも知れないが、田村監督はぶれないけれども、勝ちに行くためには選手の守備位置も変えるし、システムも可変で対応する。

相手によって変えるところと変えないところがしっかりと見えるし、それを選手やサポーターと共有できるクレバーさ、信号発信力もある。
 

変えるところと変えないところ。

 

そういう意味では、田村監督の采配を興味深く見守っていきたいと思っている。

 

監督の魅力ってのもあるんですよね、サッカーって。

だんだん浅い沼でも、はまるポイントが随所にあって、だからサポは止められないっす。

 

あ、もちろん、熊田のオーバーヘッドのゴールは一生わすれないっす。