さて、「DCS:Black Shark」のインプレッションです!(^^♪
Ka-50を“飛ばす”(プレイする)に当たって、事前に設定やいくつか考慮することがあります。いわば、飛行前準備というわけですね。
実際のフライトでも、よく「航法一時間、準備に二時間」と言われていて、フライト前の気象チェック、航法計画の作成・提出、機体の飛行前点検と飛ぶ前にやることがたくさんあります。軍用機の場合は、さらに作戦計画が加わるわけですから、攻撃ヘリのパイロットはとても忙しくなります。(^_^;)
【ジョイスティックのスロットルをインバートする】
飛行機系シムでは通常、スロットルを開く時には前方に、絞る時には後方にスロットル・スライダーを動かしますが、これをヘリコプター・シムでは逆に設定する必要があります。
<「DCS:Black Shark」のコレクティブ・ピッチレバー。実に単純で、ヘリコプターの高度を上げたい時にはレバーを上に、下げたい時にはレバーを下に動かします。これを間違えるヘリパイはいません。>
ヘリコプター・シムではスロットルが実機のコレクティブ・ピッチレバーに当たりますが、このピッチレバーの上下の腕の動きをスライダー前後の腕の動きに置き換えると、ピッチ上げがスライダーの引きに、ピッチ下げがスライダーの押しに相当します。
<飛行機シムに慣れていると、このスライダーの逆に動きには戸惑いを覚えると思いますが、ヘリコプターの操縦経験のある人なら、この方がしっくりくるはずです。機会があったら実機のヘリを操縦したい!と言う人には絶対オススメ!>
これは言葉ではなかなかピンとこないのですが、ヘリコプター・シムの“お約束”とお考え下さい。実際、海外のヘリコプター・シムには最初からスロットル設定がインバートされているものもあります。
<「Invert」チェックボックスをチェックすると、スロットル・スライダー(ジョイスティックZ軸)の増減方向が逆転します。>
「DCS:Black Shark」のデフォルト設定では、スライダーの軸方向がノーマルのままなので変更が必要です。オープニング画面の「OPTION」>「CONTOLS」>「Flight Contoroll Collective」と選択し、画面下の「AXIS TUNE」ボタンをクリック。開いた「AXIS TUNE PANEL」で「Invert」チェックボックスをチェックします。
ヘリコプター・シムにこだわりたい!と言う方は、ぜひお試し下さい!
【ロシアのヘリコプターはメートル・キログラム法】
西側の機体は通常、計器の表示にヤード・ポンド法を用いているため、高度はフィート(Feet)で、速度はノット(Kt)またはマイル(mil)で示されます。ところがKa-50はロシア製ヘリのため、計器表示にメートル・キログラム法を用いていて、高度はメートル(m)で、速度はキロ(Km)で示されます。
この違いは諸元(飛行訓練の目標値)にも反映されていて、「DCS:Black Shark」のマニュアルにある高度や速度の指示も全てキロ・メートル単位となっています。
<「DCS:Black Shark」のPDF版、Flight Manualの飛行諸元は全て、メートル・キロ表示となっています。>
たとえば、トラフィックパターン(場周経路)は高度500フィート/速度100ノットではなく、高度150メートル/速度160キロで飛行するよう指示されています。
日常はメートル表示を使う日本人でも、搭乗する飛行機やヘリコプターはほとんどが西側製のため、計器表示はフィート・ノット表示に慣れていて、これがメートル・キロ表示に変わると、かなり戸惑いを覚えます。
foxtwoも「DCS:Black Shark」で、ヘッドアップディスプレーの電波高度計を“5フィート”(一般的なホバリング高度)のつもりで、ずっと“5メートル(約16フィート)”のまま、ホバーしていました。(^_^;)
<「DCS:Black Shark」インストール画面ショット。ゲームでは計器版の文字表示をロシア語から英語に変更することはできるのですが、計器のメートル・キロ表示をフィート・ノット表示には変更できません。>
これはもう慣れるしかないのですが、別の考え方として、ルール・オブ・サム(経験則)を用い、1メートル=約3フィート、1キロ=約0.5ノットということで、大雑把にメートル高度は3倍でフィート高度に、キロ速度は半分でノット速度に、頭の中で換算してしまいましょう。
※正確には1m=3,28ft、1km/h=0.53kt/h。
そうすれば場周経路の諸元も、高度150メートルが450フィート(正確には約490フィート)、速度160キロは80ノット(正確には約84ノット)となり、ヤード・ポンド法に慣れたパイロットでも、なんとなくイメージがつかめるようになります。
やれやれ、これで飛行開始かな・・・と思いきや、Ka-50を操縦するに当たっては、まだ考慮すべきところがあります。それは西側の機体とのコクピット、特に計器配置の違いです。
次回に続きます!(^_^)/~