って、ほんとは何。悲しいドキュメンタリー番組を見た。赤ちゃんのときに、病院で間違われて、他の親の子供として成長、何かのきっかけで、自分が親の子供ではないことを知った人が、実親を探し続けている話。高度成長期にはよくあった話だそうな。赤ちゃんの足裏に名前は書いたけど、消えてることも多かったとか。そんなあ。。病院の記録から、同じころに生まれて、出生届を出した人に手紙を出して、DNA検査を受けるように依頼しているが、返事のない人も多いそうな。そら、そうだよなあ。。これまでの人生を失いたくない、と思う人は多いだろう。今さら自分が親の実子ではないと知って、で、どうする? 知ってしまった主人公はほんとに悔しいだろう。自分はいったい何者なのか。ほんとの名前は何。親はまだ生きてるの。兄弟はいるの?と、気持ちが落ち着くことは決してあるまい。自分が死ぬまで、探すという。親の情報を知らされることなく、養子として育った人は? 生殖医療で、第三者の精子や卵子で生まれてきた人は? 生きるって何。命って何。もう先がそんなに長くないと見え始めている今、いのちのありがたみが身に沁みる。生きさせてもらえただけでありがたい。生きられただけでありがたい。。い・の・ちって何。中島み*きの歌だったっけー心の名前がいのち? いのちの名前が心?だったっけ?わたしというい・の・ち。母親に、あんたが生まれて、お父さんは絶望した、と言われたい・の・ち。番組の主人公は、頭の中が真っ白になった、と言ったけど、わたしは目の前が真っ白になった。(頭の中が真っ白かどうかは誰にわかる??笑)今まだ父親が生きていたら、私が生まれて絶望したのは本当か、と聞いてみたいと今だに思っている。番組の主人公がこだわり続ける気持ちはようくわかる。そのぐらい、い・の・ちの否定は、この身体を引きづっている限りずっと心に突き刺さってくる。でも、今、この瞬間、何ができよう。瞬間の積み重ねが人生の流れならば、過去をさかのぼることに何か意味があるだろうか。主人公が、いつか自らの人生に納得できるようになることを祈るのみ。