1993年発刊のこの本。
この1年の新人賞受賞作品をみても、傾向は大きくは変わっていないということがわかった。
具体的には、227ページ。文芸誌の新人受賞者作品を「?」と思う理由について、あ゛ーとまたひとり納得。
書くにあたって素材がはっきりしているほうがいい:外国人労働者、フェミニズム、差別問題。
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「わかりやすくて、新奇で、かつ問題性を帯びている素材を見つけることが大切ですよ。
でも、それに成功するには、ある程度の教養と勘が必要じゃないですかね。」
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非力な弱者へのまなざしを配っているという意味では、文学と呼べるんだろう。
ただ、掘下げなくても受賞できてしまうアレが問題。
で、25ページ。新人賞を応募する際には「顔写真」を添付せよ、という立場をとっていた人がいる、
という記述。へぇー。音楽の演奏家や就職試験じゃあるまいし。
林真理子や吉本ばななみたいなブス系のほうが、文学好き受けはいいんじゃないかな。
少なくとも、恋愛方面では、悲しみマイノリティー系かと。
でも、「雑誌」を読んで「流行」をしろうとするような層からは、彼女たちの「コラム」受けはよくないよね。
どこで読んだエピソードだったか・・・ある女性誌に、アタシ恋愛デキル、アタシってお高くて素敵、
的な匂いを振りまいていた、そんなばななが、その顔写真を知った読者から反感の「?」をもたれた、という。
現実は現実。
その現実とやらを越えてくのが文学の書き手、腕のみせどころ?






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